増補版 - 箱根駅伝 - 世界へ駆ける夢 (中公新書ラクレ 568)

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784121505682

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/691665

  • 一部どうなの?と思う章はあるものの、基本的にはとても引き込まれた。不満としては、もうちょっと現役ランナーを取り上げてほしかったかな。

  • 駅伝の歴史はそのまま日本男子長距離の歴史といっても過言ではない。箱根で活躍した選手が実業団に進み、後に指導者となって選手を育てていく。そうやって続いてきて今があるのだと思うと感動してしまう。
    東京オリンピックが箱根駅伝スタートからちょうど100年とは知らなかった。日本選手が活躍することに期待をかける。

  • 【由来】
    ・図書館の新書アラート

    【期待したもの】

    ※「それは何か」を意識する、つまり、とりあえずの速読用か、テーマに関連していて、何を掴みたいのか、などを明確にする習慣を身につける訓練。

    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • 何かと批判を受けることも多い箱根駅伝ですが、やはり誰が何と言おうとハコネは大学駅伝の華。常に読売新聞と4チャンネルとがバックアップしてることもあって、この本も読売新聞運動部の編纂です。

    造りとしては大きく3つのパートに分かれており、第一部は冒頭から6割ぐらいを割き、箱根を代表するランナーたちを紹介しています。最近のエース級から戦前戦後の苦難を乗り越えたランナーまで、取り上げられている選手は多彩。最近は出てこなくなった大学のランナーにも触れられていて、かつての箱根のほうが今よりもむしろバラエティに富んでいたのではないかと思わされます。
    第二部は箱根の歴史。ほんの30ページちょっとしかないので物足りない感じですが、創設から今(2016年末)までの箱根の歴史を一気に振り返ることができます。でもやっぱり物足りないのは事実。販売価格との兼ね合いでページ数増やせないのかもしれないけど、できればあと20ページぐらいは欲しいところ。
    第三部はデータ集。第1回から第92回までの出場校のレコード、箱根からオリンピックや世界選手権に出た選手の記録など、細かく記されてます。この辺は新聞屋の面目躍如。

    2016年末時点の刊行のため、その後の2017年、2018年の青学連覇についてはまだ触れられてません。この本の時点では「青学大の台頭」となっていますが、今となっては「青学大の時代」ぐらい書いてしまっても過言にはならないでしょう。
    また、柏原選手はまだ引退しておらず、服部勇馬、弾馬の兄弟や一色選手など、ここ数年で注目されるようになったランナーもまだ取り上げられていません。

    どうやら数年おきに最新データを付け加えて再刊行されているようなので、次の版でどういった選手が取り上げられることになるのかが楽しみです。

  • TVで10区の全ての中継が出来るようになったのが1989年。各大学陸上部の歴史に長い短いはあるものの、昨今の箱根駅伝人気はTVのおかげとか思えず、完全中継に支えられて、まだ20年たっていないのでした。その点において、TV中継以前の箱根のランナーは卒業後に実業団等で活躍しない限り、なかなか万人に認知されることがなかったのではないかと思いました。

  • 2017年の大会で93回を迎える箱根駅伝は、今や日本の正月に欠かせない風物詩ともなった学生スポーツの花形。世界に名だたる「EKIDEN」の代名詞ともいえる存在だ。90年以上の歴史の中で多くのドラマも生まれた。箱根駅伝を見つめ続けた読売新聞運動部記者たちが、名ランナーたちの活躍や試練など胸を熱くする歴史を、豊富なエピソードを交えてさまざまな角度から綴った。さらに、最新のリオ五輪報告、2020年の東京五輪も見据えた最新情報を加筆して、ハンディな新書版として駅伝ファンに届ける。伝説の名ランナー・金栗四三の「箱根から世界へ」との思いから始まった箱根駅伝。その真髄を描ききったスポーツドキュメンタリーの傑作。

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