藤子・F・不二雄SF短篇集 (3) 超兵器ガ壱号 中公文庫―コミック版 (中公文庫 コミック版 ふ 1-3)

著者 :
  • 中央公論新社 (1994年10月1日発売)
3.94
  • (15)
  • (28)
  • (19)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 177
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122021730

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • それぞれ、故郷があり、子どもと言えど場所によっては...といった何度も読み返したくなる作品がつまってます。
    他の話は、福来たる、神さまごっこ、影男、昨日のオレは今日の敵、あいつのタイムマシン、耳太郎、宇宙人です。
    耳太郎は個人的に気に入りました。
    何度も読み返したくなるのが藤子・F・不二雄のSF(すこしふしぎ)作品なんです。鬱な話が無かったのが良い点です。

  • 「昨日のオレは今日の敵」が陳腐だけど面白かった。

    ▼超兵器ガ壱号
     「絶滅の島」類似。異星人からしたら地球人て…。
    ▼福来たる
     人間の慣れの怖さについて。
    ▼神さまごっこ
     創世ネタ。オチはひねりが効いてる。
    ▼影男
     輪廻転生ネタの亜流か。おじさんが怪しすぎる。
    ▼昨日のオレは今日の敵
     タイムパラドックスネタ。
    ▼あいつのタイムマシン
     タイムパラドックスとパラレルワールドが融合している感じ。面白い。
    ▼耳太郎
     さとりネタ。「テレパ椎」ではもう何も聞こえなかった頃には戻れない、なんてシリアスに呟いてたけど、子供はすぐに戻れるっていうことか。
    ▼宇宙人
     滅亡こそ歴史的必然。悲観論者だったのだろうか。

  • 感動的な話になりそう、なのに、しない、そこがいいところ。

    20210313追記
    ■SF短編集3 超兵器ガ壱號(全10話)
    超兵器ガ壱號
    福来たる
    神さまごっこ  ★
    影男  ★ライオン!
    昨日のオレは今日の敵
    あいつのタイムマシン  ★筒井的。
    耳太郎
    宇宙人  ★諸星的・星野的。

  • タイムマシンの話は爽やかなる残酷さがある。

  • 「超兵器ガ壱號」「福来たる」「神さまごっこ」「影男」「昨日のオレは今日の敵」「あいつのタイムマシン」「耳太郎」「宇宙人」収録。
    「超兵器ガ壱號」「神さまごっこ」は愛蔵版で既読。
    ここまで読んでみて、愛蔵版第1巻に完成度の高い作品が盛り込まれておるのではないか…と。
    読み親しんでいるからそう感じるんかな。

  • 「超兵器ガ壱号」ガ一号がかわいいいいいいいいいいい「武士(もののふ)の死にざま見届けて下サイっ」とかかわいいいいいい

    「福来たる」豊かな日本に感謝しようよ。

    「昨日のオレは今日の敵」これなんてわたし?

    「耳太郎」わたしは悪口が嫌い。特に悪く言うのにその人と仲良くする人が嫌い。でも自分は?心の中で思ってるだけで、同じじゃないか。

  • 昔読んだような。小林泰三の小説に出てくる「ガ」の名前はこれが元ネタなのか

全8件中 1 - 8件を表示

藤子不二雄Fの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×