マンガ日本の歴史 (29) 江戸幕府と朝廷 (中公文庫)

著者 : 石ノ森章太郎

• 中央公論新社 (1998年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[6276さんの感想 · 2015年4月27日]

東照神君の陰で徳川幕府を盤石にする将軍秀忠の布石。幕府はいかにして朝廷の権力を超えたか。江戸時代を築いた”律義者”の静かな闘い。

[miyaさんの感想 · 2014年4月1日]

家康の死から秀忠が朝廷を押さえ込むまで。
二代目は初代の威光から逃れようとして余計なことをするのが多いが、秀忠はより磐石にしようと手を打つ。これがその前の幕府との違い。

[二次元研究所さんの感想 · 2010年10月27日]

4122031257 　217ｐ　1998・4・18

[リカさんの感想 · 2010年5月12日]

家康を継いで将軍となった秀忠の業績。
政治的思惑に翻弄される後水尾天皇がかわいそうでした。

著者プロフィール

石ノ森章太郎

一九三八年（昭和一三）、宮城県生まれ。高校在学中に『二級天使』でデビュー後、一貫して日本漫画界の第一人者として活躍。代表作に『サイボーグ００９』（講談社児童まんが賞）、『佐武と市捕物控』（小学館漫画賞）、『マンガ日本経済入門』、『マンガ日本の歴史』全五五巻（アジア漫画大会漫画アカデミー賞大賞）、『マンガ日本の古典１　古事記』など多数。一九九八年（平成一○）一月死去。

「2022年 『文庫　新装版　マンガ日本の歴史　全２７巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」