- Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122038486
感想・レビュー・書評
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サクッと読めるけど、思ったより関係複雑!
どの話を読んでも、なぜか
この男、情けない…
という感想が出るものばかり。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
里中先生は持統天皇の本を読んでファンになりました。今回もさすがの画力で引き込まれました。
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日本の古典をマンガで読むシリーズの近松門左衛門シリーズ
一話 奥さんに頼まれて嘘をつき通そうとした遊女と紙屋の主人の心中ものを描いた「心中天網島」
二話 どうしようもないバカ息子が殺人を犯してしまう「女殺油地獄」
三話 優柔不断な色男が流されるままになってたら大変なことになっちゃった~という「槍の権三帷子」
四話 婿入りのための支度金を継母が使ってしまった&友人に騙されて大金を失った醤油屋のボンボンと遊女の心中を描いた「曽根崎心中」
あ~もうね、心中ものに出てくる男の人ってホントにイライラする~。
主人公の男の人がとことんどうしようもない!
その反面、女の人が一途で泣かせる!
ってあれま!これって近松門左衛門の手じゃないの!
しまった~やられた~
この時代、この同調感で小屋にお客がわんさか入ったっていうじゃないのよ。
何年たっても近松門左衛門の思うがままに読まされているわ~。さすがだわ~。
あっ!でも一番驚いたのは里中満智子先生が大阪出身だったっていうこと!
登場人物の関西弁がうまいと思った!! -
あー、私、この時代に生まれてなくてよかった・・
来世を信じるより、今一緒にいたい、っていう気持ちしかないもん。