三大陸周遊記 抄 (中公文庫 Biblio)

  • 中央公論新社 (2004年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (400ページ) / ISBN・EAN: 9784122043459

みんなの感想まとめ

多様な文化と歴史を体験した一人の青年の旅が描かれた作品で、14世紀の広大な旅行記が生き生きと蘇ります。イブン・バットゥータの胆力と行動力は圧巻で、彼が知的好奇心の赴くままに25年間も命がけで旅を続けた...

感想・レビュー・書評

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  • 14世紀の世界をRPGを地で行くような旅行をした著者の旅行記の抄録。イブン=バットゥータが偉大な旅行家だと思うのは、ただ純粋な「行ってみたい」という好奇心から当時としては信じられないくらい広い世界を旅して回ったこと。その意味で、名誉欲や財産欲、宗教心などを動機に東西世界を行き交った歴史上の人々と比べて彼は特異。現代のいわゆる旅行好きに一番近い存在と思う。

  • 出口治明著『ビジネスに効く最強の「読書」』で紹介

    14世紀、マッカへの巡礼の旅を続けつつ、トルコ、中国、アフリカと旅した青年の旅行記。

  • 夢想と実際の歴史が一人のムスリムを通して錯綜する。口承文学的に感じるのは音韻を重んずるイスラームならではなのかな

  • マルコ・ポーロより遅れること50年-
    モロッコ生まれの筆者は約20年間アラビア・アジアを旅した人。
    イスラム視点って新鮮でした。
    奴隷ってのが今以上に日常で、異教徒という認識も持っている。

    訳者さんと同意見で、後半のが面白かったです。
    前半がしっくりこなかったら、後半から読んでみることをお勧めします。

  • 1300年ごろのモロッコ生まれの人の旅行記。
    時代が時代だからか、あったことを書いているはずなのに、たまに話がアラビアンナイトみたいでした。
    しかし、治安以外にも病気の問題なんかがあるから本当に命がけだなぁ、などと思わされました。そのへん、冒険ぽくて少しロマンチック。

  • 658夜

  • これぞ紀行書!
    読んでると熱くなっちゃう!

  • イブン・バットゥータだよ!(何)抄でこの厚さだぜ…冒険小説よりアドベンチャーしてます。摩訶不思議大冒険です。イスラームに興味なくても面白く読めると思います。夏に読むと暑さが身につまる思いがするのでお勧め(笑)

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著者プロフィール

1903年生まれ。東京大学文学部東洋史学科を卒業。1940年満鉄東亜経済局に入り、厖大なイスラム文献を自由にする機会を得る。慶応大学名誉教授。著書多数。主要訳書に『アラビアン・ナイト』などがある。

「2023年 『三大陸周遊記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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