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- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122043862
作品紹介・あらすじ
タソガレの逢魔が刻からカワタレの暁闇、鶏鳴暁を告げるまで…「人外の魔物の時間」に戦々恐々としながら、人々は異界と隣り合わせに暮らしてきた。妖怪譚は実体験として人口に膾炙し、生活の中に脈々と息づいていた-日本各地に伝わる例話に詳細な解説文を加え、「神霊から妖怪へ」というパターンを内側から解きほぐそうと試みた好著。下巻には鬼・天狗、山姥・磯女・雪女らの妖怪を集め、妖怪外伝・妖怪研究および索引を付す。
感想・レビュー・書評
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妖怪外伝と妖怪研究が興味深かったです。
神と妖怪の境目はどのあたりなのでしょうか。
雪女は知っていましたが『磯女』はこの本で初めて知りました。知らない妖怪はまだまだあるな、と上巻下巻を通して感じます。
しかし、柳田國男翁の功績の大きさを改めて思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
下巻の最後には民俗学についても書かれている。
個人的には樹木の霊の話が好き。 -
妖怪伝承を掻い摘んで紹介している
意外にも明治大正昭和にも妖怪の類を見たという話があり、驚いた
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