- Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122046863
感想・レビュー・書評
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碓氷シリーズ第三弾。
なんと、武闘ものと、伝奇?ものといつもの碓氷の警察ものが詰め込まれた、今野敏ファンにはたまらないと思われる作品。
今まで敬遠していて読んでなかったファンタジー?ぽい作品も、読んでみたいかも、と思わせてくれる。他の作品の主人公たちもかっこいいな!と思う。
このパラレルに出てくる今野敏パラレルワールド、パラレル小説たちを読んでいこう!と思う。まんまと。
2015.11.26詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
今野敏作品のオールスター集結。だんだんと今野敏という沼にドップリとはまっていく。
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これまで今野さんのシリーズに登場した人物がこの物語には集められている。
それぞれのシリーズでの個性はそのままに、自分たちの手法で事件解決に向かうのだが…。
陰陽師を核とするもの、武道を核とするもの。
アプローチの仕方は違っても、やがてはひとつの結論へと向かっていく。
「STシリーズ」の「黒のモスクワ」で黒崎が所属していた美作竹上流が登場するのも面白い。
この物語はこの1冊を読んでも面白いけれど、それぞれのシリーズを読んだ後であればさらに面白く感じるだろう。
祓いを生業とする黒と白の二人組。
現役引退後も暴走族に多大な影響力を持つ二人組。
そして役小角の転生者である高校生。
彼らを協力者としている刑事たち。
登場人物の多様さだけでも豪華だ。
どうしても陰陽師に頼った解決は安易に感じてしまう部分はあるけれど、それでも最後までおもしろく読めた。 -
やっちまいました。完全に順番間違えてました。シリーズものでないと思ってたのに今まで出てきた人が集結するという私の好きなパターン。オズヌや陰陽道のシリーズ読んでないし・・・・。でも読んでなくてもわかって、さすが今野さん面白かったわ。陰陽道シリーズ読む気なかったけれど読みたくなりました。また別シリーズの主人公が出てくるというのかいてほしい。
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横浜・池袋・下高井戸で非行少年の三人組が次々と殺された。死体には、殴られた跡がほとんどなく一瞬にして殺されたと思われる。単独犯なのか模造犯なのか?
警察は、連続殺人として調べはじめるのだが、手がかりが掴めないが、数人の刑事たちが別の視点から動き始める。
この小説は、今野敏がこの本の前に書いてきた登場人物を集めて共同で事件を解決する本です。
と、言う事は主人公がいっぱいなのです。警察の人物・お祓い師・オズヌ・拳法の達人など勢揃いです。
この本の前の作品を読んでないので、キャラが解りずらかったです
でも、なかなかよかったかな?
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2019.6.4-225
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横浜、池袋、下高井戸ー。非行少年が次々に殺された。いずれの犯行も瞬時に行われ、被害者は三人組でかつ外傷は全く見られないという共通点が。一体誰が何のために?おなじみ碓氷部長刑事も広域捜査の本部にかり出されて…。警察、伝奇、武道、アクション…。今野敏がこれまで書き続けたジャンルを融合した、珠玉のエンターテインメント。堂々のサスペンス巨篇。
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碓氷弘一シリーズ3
赤城、鬼龍、オズヌなど他のシリーズ主人公も登場
呪術的要素の多い話 -
碓氷シリーズ3作目。
好きなジャンルの作品がてんこ盛り! -
首都圏で、非行少年3人が惨殺されるという事件が複数発生し、その陰にいわゆる「亡者」が絡んでいるという設定。既視感のある「陰の気」にそれを祓う「鬼道衆」、新たに高校生に乗り移った役小角(えんのこずぬ)なんかも登場して、ばりばりにホラーな展開。ちょっとひくけど、たまにはこういうのも面白いかな。