ゲリラ戦争: 新訳 キューバ革命軍の戦略・戦術 (中公文庫 ケ 3-4)
- 中央公論新社 (2008年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122050976
感想・レビュー・書評
-
チェ・ゲバラのゲリラ戦術に関する戦略・戦術書。
ゲリラ戦争を遂行する上で必要な戦略戦術についてはもちろん、ゲリラ生活上の事細かなことまで詳述されていた。
また、あまり共産主義思想の影響を受けた感のしない本であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
図書館から借りました
実用書、か。
ゲリラ戦の教本。
これ一冊読むと、密林でのゲリラ戦の装備から、心得から、わかります。
特に。
靴が重要、とは。
そして、ラードを持っていくと。(エネルギーの補給のため)
そしてテロを否定。
見せかけでも民意を反映させている政治形態であるうちは、ゲリラ戦は行うべきではないと。
破壊活動は一部の企業に向けて行うべきではないと。
社会主義と似ているが少し違う形の国作りを模索していたチェ。
ゲリラと聞くと、怖そうですが。
モラルを第一にしているので、安心して読めます。
モラルなく、ただ暴力だけでのゲリラで得た国家は長い政権を維持できない、ってことですかね。 -
弱者である者。
弱者である組織。
そしてなお大望ある者。
読むべし。 -
革命とは、ゲリラ戦士とは何かについて、ゲバラの考え方がわかったような気がする。
共産主義に対する見方を変えてくれた一冊。