逃亡: 「油山事件」戦犯告白録 (中公文庫 こ 47-2)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122053465

作品紹介・あらすじ

長崎に原爆が落とされた翌日、B29搭乗員だった米兵捕虜が斬首された。見習士官として上官の命令に従った青年左田野は、戦後、絞首刑をおそれ逃亡をはかる。潜伏、残された家族への過酷な取り調べ、そして-。戦争の罪と罰を問う緊迫のノンフィクション。第54回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。

著者プロフィール

 1937年、東京都生まれ。毎日新聞社に入社、社会部、地方版編集長、メディア編成本部長などをつとめ、定年退職後ノンフィクションの著作活動をつづけている。2006年刊行の『逃亡』(毎日新聞社)で第54回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。
 主な著書に『新聞報道と顔写真』『巣鴨プリズン』(ともに中公新書)、『金の船ものがたり』『天に問う手紙』(ともに毎日新聞社)、『ニュース記事にみる日本語の近代』(日本エディタースクール出版部)、『江戸川柳で現代を読む』『熟年介護日誌』(ともにNHK出版)、『私の戦後は終わらない』(紀伊國屋書店)など。

「2017年 『満州開拓団の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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