- Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122061774
作品紹介・あらすじ
捜査一課の刑事・朝倉は、陸自の空挺団出身の変わり種。都内で自衛官の首が切断される猟奇殺人事件が起こり、自衛隊の警務官が捜査本部に乗り込んできた。互いの矜恃をかけて捜査を進める男達だが、朝倉は警務官が抱える秘密-駐屯地で首を切られて死んだ別の自衛官の存在を知る。さらに米国海軍犯罪捜査局も絡み、事件はより複雑な様相に…
感想・レビュー・書評
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訓練中の事故でオッドアイになり、自衛隊から警察へと転職した、朝倉。
捜査一課として自衛官殺害事件を追ううちに、複雑な背景が見えてきて……。
シリーズ第1作だそう。
自衛隊や米軍にある、内輪の警察的な部署にスポットを当てているのが、新鮮。
それぞれの権限や守備範囲の違いなども、興味深かった。
警察、自衛隊、米軍。
それぞれの縄張り争いから、共闘へ。
最初は入り込みにくかったが、後半になると面白くなってくる。
軍隊絡みなので、普段は現れないような武器を伴う、高度なアクションシーンが多め。
事件はどれも残忍な手口で、ややきつかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
05月-08。3.5点。
元自衛隊特殊部隊出身の、捜査一課刑事。自衛官の首が切断される事件が発生、自衛隊内でも同様の事件が。。
米軍横田基地でも不穏な動きが。警察、自衛隊、米軍の思惑が絡み合い、捜査を進めていく。
結構面白い。主人公がスーパーマン過ぎず、そこそこ普通なのが良いのかも。 -
刑事だけでなく自衛隊と米軍が登場し、それぞれの組織の複雑な事情が絡み、話を面倒くさくする。そこのところが何とも興味深い!?人間臭いところも良い(笑)
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『叛逆捜査 - オッドアイ』/渡辺裕之
『傭兵代理店』シリーズの藤堂、『冷たい狂犬』の影山、そして、また一人確固たる味を持ったキャラクターが本書で登場です。本書の主人公は朝倉。捜査一課の刑事でありながら、経歴として、陸自の空挺団出身でもある変わり種のキャラクター。
都内で自衛官の首が切断される猟奇殺人事件が起こったことに端を発し、警察、自衛隊、更には米国海軍犯罪捜査局も絡んでくる展開に。
個人的に、著者の世界観の中で描かれる国内と国外のそれぞれのキャラクターたちが一つになる展開は大好きです。
朝倉はオッドアイの持ち主でもあり、その特徴と、彼の存在感が物語を際立たせています。 -
かつて自衛隊で選りすぐりのエリートだったが、怪我により退官を余儀なくされた刑事・朝倉が主人公のシリーズ物。
残虐な仕掛けで殺された2人の自衛官。それは米軍をも巻き込んだ事件で、自衛隊・アメリカ海軍の捜査官と、時に反発し時に協力しながら行動を共にする。過激な妨害があったり、上司の命令を無視して謹慎処分をくらったり。ならばと単独で捜査するなどテンプレな所もあるが、こういう熱い話は大好き。朝倉さんの左眼に睨まれてみたいもんだ(キャ〜♡) -
都内の自衛官の首が切られる殺人事件が起こった。
普通の刑事と、自衛隊の刑務官も出てくるわ
米兵も出てくるわ、な豪華(?)な顔ぶれ。
みっつの権力がぐるぐるですが、ひとつだけ
持っていかれたらさようなら、なアメリカが。
犯人逮捕には、ここに勝たなければいけない、という
ハードルが高い設定。
これって、旅費は後で請求…できませんね、と
ちょっと寂しい事を考えてしまいました。 -
自衛隊出身、警視庁育ちの捜査官「オッドアイ」シリーズの第1作目にあたる作品。
変わり種の刑事・朝倉が活躍する作品。ミリタリー&ポリスアクションといった感じ
このシリーズはスケールが大きく華もあるので、キャスティングに失敗しなければ
映像化しても面白い作品が出来るのではないだろうか。 -
自衛隊
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今まで紹介しなくてごめんなさいという帯のセリフは鳴沢シリーズで見たが、ほとぼりが冷めたと思って再び使ったか?今までになかったパターンで楽しめた。続きも行ってみよう
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「傭兵代理店」の流れで、
購入してみました。
うーん、、、、、、、
という感じでしたね。
私には刺激が少ないのが
そのまま、物足りなさになり
最後まで読んだものの
次巻につながる感じではなかった
というところでしょうか?
星3つ、と思ったのですが
1つ減らさせて頂きました。