もぐら新章-波濤 (中公文庫 (や53-16))

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 115
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784122068629

作品紹介・あらすじ

累計110万部突破の〈もぐら〉シリーズ、新章第二弾!




沖縄南部開発の利権を求め、暗躍するいくつもの影。張り巡らされる黒い罠が、もぐらの血が覚醒した竜星に襲いかかる!




座間味組を解散に追い込んで一年余、「もぐら」こと影野竜司の血を引く竜星は平穏な日々を送りながら、自らの生きる道を模索していた。家族や周りの大人たち、そして親友の真昌さえも、悩みを抱えた竜星の目にはまぶしく映るのだった。


その頃、沖縄南部開発を巡って不穏な噂が流れていた。楢山ら沖縄県警が警戒するなか、座間味組の伝説の武闘派ヤクザとして恐れられた綱村啓道が、二十年ぶりに刑務所から出所しようとしていた……


新たな戦いのなかで、竜星や真昌は何を見、何を思うのか――

感想・レビュー・書評

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  • 矢月秀作『もぐら新章 波濤』中公文庫。

    『もぐら新章』の第2弾。影野竜司の息子である高校生の竜星が主人公なのだが、今回は全く活躍の場が無かった。描かれる事件も悪役も『もぐら』より小物過ぎてがっかりした。

    沖縄の観光開発を巡るヤクザ絡みの利権争いに影野竜司のかつての仲間が巻き込まれるというストーリー。てっきり影野竜司の息子・竜星が超人的な活躍を見せ、ヤクザどもを叩きのめすのかと思ったのだが……

    本体価格680円
    ★★

  • 竜司の息子の竜星の第2弾。
    沖縄南部の観光開発を企む政治家たちが目論んでいる。
    ちょうど伝説の武闘派ヤクザが刑務所から出所することにも緊張が走る。
    そして、凄まじい銃撃戦も繰り広げられることに…
    竜司はいないけれど、仲間の結束は強い。
    竜星の将来にも期待。

    2024.3.17

  • 今回の竜星は冒頭と締め以外はかなり控えめだったが、綱村の存在感がすごくあったので面白さに変わりはなかった。ちょっと細部を盛り過ぎてしまいプロローグで一気にまとめた感はあった。竜星の周りの人はみんな良いこと言うよな。

  • 記録

  • 「もぐら」こと影野竜司の血を引く高校生の竜星は、自らの生きる道を模索していた。その頃、沖縄南部では観光開発の反対派住民が襲われる事件が発生。さらに伝説の武闘派ヤクザとして恐れられた男が二十年ぶりに刑務所から出所する。楢山ら沖縄県警の緊張が高まる中、竜星と仲間たちはまた新たな戦いに呑み込まれていく!

  • 2020/08/01 47読了

    もぐらさいこー

  • もぐら・影野竜司の血を引く竜星。沖縄開発の裏で暗躍する組織と、二十年ぶりに島に現れた伝説の武闘派ヤクザ――新たな戦いの中で竜星は未来を模索する!

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著者プロフィール

1964年兵庫県生まれ。文芸誌編集などを経て、小説家へ転向。「もぐら」シリーズが100万部を突破し、大ブレイク。「もぐら 新章」「D1」「ACT」「刑事学校」「警視庁公安0課」などシリーズ多数。

「2022年 『紅い塔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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