- Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122070516
作品紹介・あらすじ
竜星や楢山らの活躍により、暴力団組織が一掃された沖縄随一の繁華街・松山。平和を取り戻したのも束の間、コロナ禍の混乱に乗じて新たな覇権争いが始まろうとしていた。沖縄の半グレたちを束ねる上で、目障りになるのはもぐらの血を引く竜星の存在。新天地へ踏み出そうとする竜星をあざ笑うかのように、沖縄に火の手が上がる!
感想・レビュー・書評
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矢月秀作『もぐら新章 青嵐』中公文庫。
新章『もぐら』シリーズの第3弾。
2代目もぐらの竜星の活躍は僅か。初代もぐらの影野竜司が相手した巨悪と比べると小物の悪が街で暴れるくらいのものだし。まだまだ続きそうだが、どこかでターニング・ポイントが必要だろう。
沖縄県随一の繁華街・松山を牛耳ろうと再び暴力団組織の残党が暗躍する。デンプシー・ロールを操る元ボクサーと2代目もぐらの竜星の闘いの結末は……
本体価格680円
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竜星が最後のおいしいところを持っていったが、今作の主役は真昌や楢山たちかな。新たな敵が出てきそうな終わり方だったので次回も期待してます。
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2021/05/30 69読了
このシリーズ最高 -
前作と同じく、竜星の活躍が少ないなぁ
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コロナ禍に沈む沖縄で拳を振るうボクサー崩れの城間尚亮。渡久地巌に心酔する城間の暴走が、もぐらの血を引く竜星の怒りを爆発させる。文庫オリジナル。