発達障害に生まれて-自閉症児と母の17年 (中公文庫 ま 45-2)
- 中央公論新社 (2023年10月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
- / ISBN・EAN: 9784122074347
作品紹介・あらすじ
人の気持ちがわからない。人間に関心がない。コミュニケーションがとれない。勇太くんは、会話によって他人と信頼関係を築くことができない。それは母親に対しても同じだ。でも母にとっては、明るく跳びはねている勇太くんこそが生きる希望だ。幼児教育のプロとして活躍する母が世間一般の「理想の子育て」から自由になっていく軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。子育てにおける「普通」という呪縛を問う。
感想・レビュー・書評
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「母親」の立場で読みました。
何度も理解し、納得し、自分なりの理解に引っ張られ、他の誰かと比較し、期待して、がっかりして、けれどその先で違う価値観と出会い、新しい可能性に開かれていく。
筆者である医師の見解も、興味深く読みました。
文庫化されたことで、さらに多くの人に届くといいな、と思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00649492
幼児教育のプロとして活躍する母が世間一般の理想の子育てから自由になる軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。「普通」という呪縛を問う。
(出版社HPより) -
幼児教育のプロとして活躍する母が世間一般の理想の子育てから自由になる軌跡を描いた渾身のルポルタージュ。「普通」という呪縛を問う。〈解説〉河合香織