世界の歴史 (7) 宋と中央ユーラシア

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  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124034073

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  • 優美な王朝のイメージがある宋。遼・金に圧迫されての北宋から南宋への避難、そして元による滅亡と悲劇性は平家を思い出させますが、実は軍事官僚国家だった!そして庶民は結構豊かだったという意外な事実です。また人口が当時既に8000万人あったということも驚きでした。信長・秀吉・家康に準えられるのが、後周の世宗、宋の太宗・太祖の3人というのも面白いです。

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著者プロフィール

1944年生まれ。城西国際大学国際人文学部講師。中国都市史、社会史を中心に旺盛な研究・執筆活動を展開。
『宋と高麗』(『世界の歴史』7「宋と中央ユーラシア」、中央公論新社、1997年)、『清明上河図』をよむ』(編著、勉誠出版、2003年)、『宋銭の世界』(編著、勉誠出版、2009年)、『中国都市の形象』(勉誠出版、2009年)『「清明上河図」と徽宗の時代』(勉誠出版、2011年)など多くの編著書がある。

「2020年 『宋代中国都市の形態と構造』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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