koochannさんの感想
2013年8月24日
日本人が最も親しみを感じ、また良く人物を知っている時代は春秋戦国・秦漢・三国時代とのこと。確かに明清時代は親しみがありません。しかし中国人はやはり近代が最も詳しいという。文革時代に清代の一世を風靡した「紅楼夢」、また明代の英雄「海瑞罷官」が注目を浴びたのも納得できます。そして王陽明、李氏朝鮮の世宗(ハングルを発明した国王)など親しみのある名前が多く登場します。しかし、やはり今一つ興味は持てない時代でした。
日本語版監修:岸本美緒(きしもとみお) お茶の水女子大学名誉教授。公益財団法人東洋文庫研究員。 1952年東京都生まれ。1975年東京大学文学部卒業。1979年同大学大学院人文科学研究科(東洋史学専門課程)博士課程中退。その後、東京大学やお茶の水女子大学において、研究および教育に従事。専門は中国史(明清社会経済史)。 「2022年 『ビジュアル大図鑑 中国の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」