世界の歴史 (15) 成熟のイスラーム社会

著者 : 永田雄三 羽田正

• 中央公論新社 (1998年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[大手前大学・大手前短期大学 メディアライブラリーCELLさんの感想 · 2018年1月23日]

＜閲覧スタッフより＞

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所在記号:209||セレ||15
資料番号:10126897
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[madame penguineseさんの感想 · 2008年1月17日]

卒論本。私の先生が書いた第１部ほか、読み物としても楽しめるイスラーム入門書。

[タカマサさんの感想 · 2006年12月5日]

永田雄三先生の第１部は、全盛期のオスマン帝国の諸相を、庶民生活に重点を置いて詳述。これほどオスマン帝国を魅力的に描いた本を他に私は知らない。羽田正先生の第２部は、さほど有名でない４人の人物を取り上げて、その視点から歴史上の重要な問題点を切り出すなど、独特のアプローチでサファヴィー朝史を記述。

著者プロフィール

財団法人東洋文庫研究員。慶應義塾大学大学院文学研究科修士課程修了、イスタンブル大学大学院文学研究科博士課程修了。専攻はオスマン帝国史。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授、明治大学文学部教授を経て現職。『前近代トルコの地方名士―カラオスマンオウル家の研究』（刀水書房、2009）、『成熟のイスラーム社会（世界の歴史15）』（共著、中央公論社、1998［文庫版2008］）、『中東現代史I　トルコ・イラン・アフガニスタン』（共著、山川出版社、1982）など。

「2012年 『トルコを知るための53章』 で使われていた紹介文から引用しています。」