世界の歴史 (19) 中華帝国の危機

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784124034196

感想・レビュー・書評

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  • 実家で読む。残念ながら、どこで購入したのか記憶がない。古本であることは間違いない。一度読んだことのある本ならば、ある程度記憶があります。今回、何の記憶もない。多分、購入したが、読んでいないのでしょう。太平天国の部分を読む。非常に読みやすい文章でした。このシリーズを読破することにしましょう。やる気が出てきたのでしょう。

  • 21世紀は中国の世紀になるとよく言われますが、中国の歴史が清の興隆期までは輝いた時代であり、19世紀になり、アヘン戦争の頃からいかに屈辱に満ちた歴史であったかを改めて感じます。しかし、初めて英国など欧州列強が進出したときもあくまで中華に対する朝貢国と考え、対等ではないとみなしていたという清の姿勢には流石という歴史を感じます。上海が租借地を中心に急速に大都市に発展していった姿は興味深いものがありましたし、中国の近代史は清から毛沢東・鄧小平・江沢民の現代まで連綿と続く歴史なのだということを痛感しました。

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著者プロフィール

所属・現職:東京大学大学院総合文化研究科教授。2009年8月4日逝去
専攻:中国近代史
主要著書論文:『日本人のアジア認識』(世界史リブレット66)(山川出版社、2008年)、『世界の歴史19 中華帝国の危機』(中央公論社、1997年)、『近代中国研究案内』(岩波書店、1993年)

「2009年 『中国の歴史と社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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