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- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125000428
感想・レビュー・書評
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『草軽電鉄女優失踪事件』というサブタイトルと、駅売りの鉄道ミステリみたいな表紙からは想像できない面白さ。すごい展開。
二十四年前、初夏の軽井沢の高原列車から一人の女優が失踪した。
そしていま、その謎を追う一組の男女。
『チンケな感じでナウい』軽自動車を駆る雄司と『オチャラカ』な美少女ユカ(80年代全開なこの感じは『金八先生』の再放送を観ていると思えば充分楽しめます)。
消失トリックをはじめとした様々なトリック。
メインの謎は、まあ何となく予想できるとしても、それを示唆する伏線の数々。
そして極悪な犯人の巧妙な犯罪計画。よく出来ています。
なんかちょっと御都合主義じゃないかな、なんて思える部分にも実はちゃんと意味があって納得できる。
『龍神池の小さな死体』を読んではまった梶龍雄。この人いいな。
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こちらこそコメントありがとうございます。
あまりお気遣いなさらずに。
こうやって御返信いただけるだけで大変ありがた...
こちらこそコメントありがとうございます。
あまりお気遣いなさらずに。
こうやって御返信いただけるだけで大変ありがたいです。
梶龍雄をリアルタイムでお読みになっているとはうらやましい。
僕は一年ほど前にブクログで梶龍雄に出会い、古書店やAmazonなどで集めるようになりました。そのころがおそらくギリギリ安く手に入るときだったのでしょう。最近の古書価格の高騰ぶりに驚くばかりで、とても手が出ません。
そろそろ積読の山を崩して、また読み始めようかと思っています。
こちらこそよろしくお願いします。
申し訳ありません。
梶龍雄さんは個人的には、
「透明な季節」
「海を見ないで陸を見よう」
など、...
申し訳ありません。
梶龍雄さんは個人的には、
「透明な季節」
「海を見ないで陸を見よう」
など、やはり初期の作品が
印象に残っていますね。
参考になれば幸いです。
そうですか古書の価格は
高騰しているのですか。
最近、神田もご無沙汰なので、
近いうちに覗いてみようと思います。
『海を見ないで陸を見よう』と『ぼくの好色天使たち』(すごいタイトルですね)は積読に控えています。
やはり『透明な季節...
『海を見ないで陸を見よう』と『ぼくの好色天使たち』(すごいタイトルですね)は積読に控えています。
やはり『透明な季節』は読まなければいけませんね。
楽しみです。教えて頂いてありがとうございます。