マルグリートの輪舞曲 (C・NovelsFantasia か 1-49 クラッシュ・ブレイズ)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125010397

作品紹介・あらすじ

赤いマーガレットに絡む、にぎやかで豪華で麗しい中篇三話。

感想・レビュー・書評

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  • 同じ場所に集う
    少しずつ絡んで
    別なテーマで物語を綴ってくれていたのが
    一冊の本として
    絡まってくれる
    この順番だったから
    もし別な順番で読んだらどんな感じだったろう?
    この中にいる
    一人だったら
    全ての物語は感じることはできなかった
    読む人の立場だから
    こうやって
    読めるんですよね

  • もう何回読んでるか分からないくらい何回も読んでるけれど、
    やっぱり好き。

  • デート三部作。デルフィニアが大好きだったので王妃verが見られるのはうれしい。ヴァンツァーなかなか甘酸っぱいじゃない。ジャスミンはホント意外と乙女だよなぁ

  • [2021年4月現在、江戸川区にあり。
    墨田区には、1巻のみ。
    江東区には、1,4,5,9,10,11,12,13巻の8冊のみ。]

    クラッシュ・ブレイズ11巻。
    デルフィニア戦記とスカーレット・ウィザードで知った茅田砂胡。
    人生の転換期を経てから全くこの手の本を手に取る機会がなくなり、子供が出来てから復活した読書は主に幼児本と育児&家庭本、ついで勉強本といった感じで、それこそ10年ぶりにまたファンタジーの世界を再読するようになったら、、、色々出てる!多少は題名を耳にした気もするけれど、そもそもスカーレットの外伝とか、デル戦も外伝2から恐らく読んでいなかった模様。読み進めるべきシリーズを書き留めておこう。

    今回の表紙絵は良かった!こういう絵(絵面もだけど雰囲気が)ならイメージにピッタリ。でもやっぱり扉絵の女王と海賊はいくら二人の心情を表現したとしてもちょっと嫌だった。筆者が表紙絵の三人は誰が誰か分かるよね、と書いていたけれど、実は最後まで話を読むまで迷っていた。右側のジャスミンは髪の色が金色過ぎて断定しきれず、左側はどうしてもレティのイメージで、もしかしたら両サイドはルウによるレティとヴァンツァー!?!?の疑いがぬぐい切れなかったから、、、、。答えを知れば納得は出来るものの、やはり両サイドの女性二人の目が少し妖艶というか計算高すぎる気がしちゃったんだよな。下記三篇が混じり合うドタバタ事情は色々読み返せて楽しかった。
    ・優しい狼(リィ)
    ・初戀の詩(ジンジャー&ヴァンツァー)
    ・怪獣の宴

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~

  • マルグリートの輪舞曲
    200302読了。
    今年26冊目今月1冊目。
    #読了
    #マルグリートの輪舞曲
    #茅田砂胡

    中編集。
    3組のデートを描く。
    表紙の3人迫力ありすぎ。

    「優しい狼」ゲスな男をとっとめる女の子リィ。

    白眉は「初戀の時」
    ヴァンツァーが振られる話。

    「怪獣の宴」怪獣夫婦のデート。

    いくつかの言葉が胸に刺さった。
    「笑って祝福できる男になれ」等

  •  ジンジャーの舞台の日に起こった様々な事件が3つ、載っていました。

     一つ目は、「優しい狼」。
     大学惑星にやってきたリィの姉を傷つけた男に対して、リィが復讐をする話。

     二つ目は、「初戀の詩」。
     ジンジャーの主演作に興味を持ち始めたヴァンツァーの元にかかってきたジンジャーからの舞台の誘い。

     三つ目は、「怪獣の宴」。
     久しぶりにデートも込みで、ジンジャーの舞台を見に行くことになった、ケリーとジャスミン夫婦。

     ジンジャーに告白してきた青年が攫われてしまったり、ジャスミンが拉致されたり(?)、相変わらずのドタバタですが、結局はすべてを解決させてハッピーエンド。
     ところで、皆がジンジャーの舞台を見に来るためにとてつもなく豪華な正装をしている絵が表紙なんですが、あとがきで作者さん自身も書いていらっしゃいましたが「怖い」。
     すごい迫力です。
     こちらの描写が本文中ではどうされているのかも、併せて楽しんでいただければ……。

     このシリーズを面白いと思う人なら、珍しいものも沢山見れますし、面白いと思います。

  • 笑えるデート3部作。たしかに3組が並行してデートしている恋愛モノなのに、甘い雰囲気は全くなくて、狼にゾンビに怪獣それぞれが暴れる暴れる。それぞれの話がリンクしてるから、あのときの彼(彼女)はこういう状況だったのかとナゾときのように楽しんでみたり。笑えた一冊。

  • 201704

  • 繋がっている短編3本。

    ヴァンツアーとジンジャーの絡みが好きだな。
    シュラとリィのように
    人形のようなヴァンツアーに新しい感情をジンジャーが教えてくれる感じで。

    性に関する事件、この作者結構えげつない。。

    母親は前から、リィと父親は最近うまくいっているので
    兄弟との関係も克服していってほしい。

  • 連動中編3本。
    「優しい狼」・・・リィの女装、「初戀の詩」・・・ヴァンツァー&ジンジャーのデート、「怪獣の宴」・・・大型夫婦のデート。

    ヴァンツァーが主役って、珍しい。新鮮だった。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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