ファロットの休日―クラッシュ・ブレイズ (C・NovelsFantasia か 1-54 クラッシュ・ブレイズ)

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125011165

感想・レビュー・書評

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  • 再読ー。

  • 「クラッシュ・ブレイズ」シリーズの最終巻。確かにこのシリーズは面白いことは面白いのだけれど、結局のところ、「デルフィニア戦記」シリーズ、「暁の天使たち」シリーズの大ぐくりな外伝なので、早く新しいシリーズが読みたいと思っていたので潮時といえる。

    この巻では、どちらかというと脇役の二人レティシアとヴァンツァーがそれぞれ主人公の中編が2つ収められている。レティシアの方は、昔絡んだ事件の少年から助けを求められ、手伝ってしまう話。ヴァンツァーの方は、偶然知り合った少女とその母親に興味を持ち、事件に巻き込まれる話。

    レティシアの方は、非常にらしいと言えば彼らしい反応で、しかし今の世界に順応して事件に対応する所が面白いし、ヴァンツァーの方は、逆に彼らしくないような興味の持ちようだけれど、事件に対してはやはり彼らしい対応で、非常に納得のいく話で面白かった。最初に新しいシリーズをと書いたけれど、終わってしまうと、これはこれで少し寂しく思う自分が居る。

  • ヴァンツァーの話が好きだなあ。

  • プロフェッショナル!

  • 善良な一般市民目指して鋭意努力中の、2人のファロットさんのお話です。某占い師さんの存在感が半端ないです(笑)
    以前までの2人は、なんだか何に対してもそんなに深く入り込もうとしないでなるべく流れるままに過ごしていた感じでした。しかし、王妃さんや某占い師さんに第二の人生を与えられて、今までとは違う生活を行うことで、いろいろ思うことが変わったんだなぁ…とその変化が面白かったです。

    この2人が別の世界で現役で活躍していた頃のお話(「デルフィニア戦記」[同社より]全18巻)もまた読みたくなってきました。
    しょ、商売上手め…!!

  • 面白かったです。レティの事がますます好きになりました。二人とも立派な一般市民に近づいてきてますね☆。痒い所にまで手が届く茅田作品……そろそろガツンとした長編が読みたいです(もちろんこのシリーズで)

  • 「クラッシュ・ブレイズ」シリーズ完結とのことですが、当初シリーズで掲げていた「目指せ。一般市民」のスローガンに一番近い作品なのではないかと。
    あとがきを見るとまだまだ続きが出そうな感じなので、今度は赤黒ゴジラの話を希望。

  • ヴァンツァー好きの私にはたまらない作品でした。

  • ヴァンツァーに友達ができた!

  • とりあえずはここで物語が終わるらしい。

    こういっては何だけど、終わるということはうれしい気がする。というのも、だらだらと続けすぎたという念を強く感じるから。

    続いて書かれる新しいものがたりに期待したいところ。

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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