ファロットの休日―クラッシュ・ブレイズ (C・NovelsFantasia か 1-54 クラッシュ・ブレイズ)
- 中央公論新社 (2010年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784125011165
感想・レビュー・書評
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再読ー。
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「クラッシュ・ブレイズ」シリーズの最終巻。確かにこのシリーズは面白いことは面白いのだけれど、結局のところ、「デルフィニア戦記」シリーズ、「暁の天使たち」シリーズの大ぐくりな外伝なので、早く新しいシリーズが読みたいと思っていたので潮時といえる。
この巻では、どちらかというと脇役の二人レティシアとヴァンツァーがそれぞれ主人公の中編が2つ収められている。レティシアの方は、昔絡んだ事件の少年から助けを求められ、手伝ってしまう話。ヴァンツァーの方は、偶然知り合った少女とその母親に興味を持ち、事件に巻き込まれる話。
レティシアの方は、非常にらしいと言えば彼らしい反応で、しかし今の世界に順応して事件に対応する所が面白いし、ヴァンツァーの方は、逆に彼らしくないような興味の持ちようだけれど、事件に対してはやはり彼らしい対応で、非常に納得のいく話で面白かった。最初に新しいシリーズをと書いたけれど、終わってしまうと、これはこれで少し寂しく思う自分が居る。 -
ヴァンツァーの話が好きだなあ。
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プロフェッショナル!
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面白かったです。レティの事がますます好きになりました。二人とも立派な一般市民に近づいてきてますね☆。痒い所にまで手が届く茅田作品……そろそろガツンとした長編が読みたいです(もちろんこのシリーズで)
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ヴァンツァー好きの私にはたまらない作品でした。
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ヴァンツァーに友達ができた!
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とりあえずはここで物語が終わるらしい。
こういっては何だけど、終わるということはうれしい気がする。というのも、だらだらと続けすぎたという念を強く感じるから。
続いて書かれる新しいものがたりに期待したいところ。