天使たちの課外活動5 - 笑顔の代償 (C★NOVELSファンタジア)

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 34
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784125013350

作品紹介・あらすじ

リィ・シェラ・ルウの三人組「よろず困りごと解決」課外活動に新たな依頼が入った。隠し子騒動にパトロン疑惑という学内ではショッキングな内容である。しかも持ちこんだのは彼らにとってある意味「仲間」ともいえる二人-ヴァンツァーとレティシア。違和感ありまくりの状況に、かの三人組も固まった。さらに両親の就任式に感銘を受けた様子のライジャが「女体に慣れる修練」とかの誤解されまくりな爆弾発言を次々と言い出し、追い打ちをかけた(もちろん、ライジャ自身は至極真面目に発言しているのだが)。どうやら学校はどこもかしこも異常事態の大賑わいが大盤振る舞いで…?学校生活を満喫する(?)充実の第5巻。

感想・レビュー・書評

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  • いつもの茅田砂胡。いつものストーリー。だが、それが良い。

  • いわゆる社交的な笑顔と
    特別に自分に気がある笑顔の区別がつけられるか?
    サブタイトルにもなっている
    笑顔に
    いろんな種類があることに
    どこまで気づけるのか
    どうして身につけられるのか
    経験?
    本能?
    自分にできないことを
    当たり前にこなせる人に尊敬の念を抱けること

    黒歴史って元々アニメから発生した言葉なのに、
    普通に他の小説にも登場するようになったんだね

  • ヴァンツァーはいいかんじに変わっていってるなー。でも、現実にこんな人が近くにいたら、いつまでも永久凍土の王子でいて!と思っちゃうだろうな。もしくは私だけに微笑んで!かな(笑) リィ好きの私的には、出番が少なくて寂しい。

  • [2021年4月現在、江東区&江戸川区にあり。但し最新刊8はまだ品川区のみ。]

    天使たちの課外活動5巻。
    デルフィニア戦記とスカーレット・ウィザードで知った茅田砂胡。
    人生の転換期を経てから全くこの手の本を手に取る機会がなくなり、子供が出来てから復活した読書は主に幼児本と育児&家庭本、ついで勉強本といった感じで、それこそ10年ぶりにまたファンタジーの世界を再読するようになったら、、、色々出てる!多少は題名を耳にした気もするけれど、そもそもスカーレットの外伝とか、デル戦も外伝2から恐らく読んでいなかった模様。読み進めるべきシリーズを書き留めておこう。

    しまった!読み終わった後、感想を書いていなかったし、このシリーズは3巻からテオ色が強かったからなー、、、やっとの思いで7&巻を読めた今となっては思い出せない!確かに一旦テオから離れた感はあったけれど、、、、
    そう思ってここまで焦って書いていたら、ふと思い出した!ヴァンツァーと、例の一時期盲目だった女友達の赤ちゃん弟に絡んだ話だ!でもこの頃は私もテオ色に染まりつつあったから、すこ~し物足りなく、しかも女友達のこと自体はうっすら覚えてはいたものの、冒頭に名前で出てきた際にはそれと繋がらなくて、一瞬人を思い出せない!と少しイラついたんだった。

    ★デルフィニア戦記(王女グリンダ)⇒スカーレット・ウィザード⇒暁の天使たち⇒クラッシュ・ブレイズ⇒天使たちの課外活動⇒トゥルークの海賊⇒海賊と女王の航宙記

    ★桐原家~、もものき~

  • 笑顔の代償
    201008読了。
    今年78冊目今月3冊目。

    #読了
    #笑顔の代償
    #茅田砂胡

    安定、マンネリ、言い方はあるけど、この質をずっと書き続けられるのは本物。

    ビアンカというキャラを生み出したことでこの物語は加速している。

    口絵が腹筋を徹底的に崩壊させる。

    黒の天使が歌えば基本は全て解決します。

    気付けば茅田作品60冊も読んでるじゃん。

  • BookLiveがもうでててびっくり。本屋に行ってから調べたので二度手間?だった。
    学園もの面白かったよ。ビアンカが良い味出しててお気に入りだ。

  •  今度は、再度、舞台が学園に戻りました。
     そして、今度の相談者はヴァンツァーとレティシア。

     なにやらヴァンツァーには、隠し子に年上の彼女がいて。
     レティシアには年上のパトロンがいるらしい……。

     互いに、バイトと授業に一生懸命なダケの二人には心当たりがまったくない。もちろん、その原因となるような行為を行ったことは否定はしないが、そこまでされる筋合いはない。

     その噂の出所がどこからなのかを引き受けた四人だったが、事態は、人の命を狙われるところまで発展してしまっていて……

     という話でした。
     イケメンに噂、恋人……なんて、普通の学園者にはありがちな単語が並ぶけれど、このメンバーであれば、当たり前で物事が終わることなく……
     かなりギリギリのところで終了する。

     微妙に話が入り組んでいるので、別でやっているトゥルークの海賊たちの話が少し、入ってきたりして、とても面白い話でした。
     どっちも読んで、楽しむのがベストだと思うので、楽しんでもらえたらいいなあ、と思います。

     ヴァンツァーには普通に幸せになってもらいたい、という思いもありながら、シェラのことも気になっていて……なかなかに複雑です。
     相変わらず面白い話を楽しみにしています。

  • ヴァンツァーとレティーの受難。サイコさんのせいです。
    被害者となったのが、ファロットの二人でよかった、というところか。よくないのだけど。いつも通り、作者は悪人をどぎつく描くのですが、被害にあっている方が超然としている面々なので、コメディになってしまいます。結果的に。
    そういうコメディ印象でもガブリエルは、世の中に出してはいけない。

    …プライツィヒをライプツィヒと読み間違えるのが、最初から最後まで治りませんでした。初出じゃないはずなのに、悔しい。

  • 20180528 読破

  • 201802

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著者プロフィール

茅田砂胡
5月3日生まれ。牡牛座。デルフィニア戦記シリーズで小説デビューをはたす。
著書に「デルフィニア戦記」「スカーレット・ウィザード」「桐原家の人々」「王女グリンダ」「暁の天使たち」「クラッシュ・ブレイズ」「祝もものき事務所」「天使たちの課外活動」「トゥルークの海賊」「海賊と女王の航宙記」シリーズ(以上、中央公論新社刊)、「レディ・ガンナー」シリーズ(角川文庫)がある。

「2023年 『天使たちの課外活動10』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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