増補新装版 ベトナムの世界史: 中華世界から東南アジア世界へ (UPコレクション)

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130065344

作品紹介・あらすじ

かつて自らを中華帝国の南国と位置付けていたベトナムは,フランス植民地支配やベトナム戦争を経て,冷戦構造が崩壊し,東南アジアの一員としての自覚を見出しつつある.そのナショナル・アイデンティティの展開を,世界史の流れのなかにおいて考える.ベトナムの近現代を知るための基本書.復刊に際して補章を増補した.

感想・レビュー・書評

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  • ベトナムを学ぶことで環中華世界を見て、現代世界史を見る。古田先生じゃなかったら書けない。ここから初めていろいろベトナム史を読んでいくとしたら、また違ったろうなあ。

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著者プロフィール

古田元夫(ふるた・もとお)1949年生まれ。東京大学名誉教授。日越大学学長。
専門 ベトナム現代史
主要著書 『歴史としてのベトナム戦争』(大月書店、1991年)、『ドイモイの誕生:ベトナムにおける改革路線の形成過程』(青木書店、2009年)、『ベトナムの世界史――中華世界から東南アジア世界へ』(増補新装版)(東京大学出版会、2015年)など。

「2021年 『ベトナム戦争の最激戦地中部高原の友人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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