人間関係の心理学―愛情のネットワークの生涯発達

著者 :
  • 東京大学出版会
4.00
  • (2)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130111294

作品紹介・あらすじ

自立を支える大切な人たちとの関係はどのように作られ、変わっていくのか。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 研究者たちは、どのように人間関係を計測しようとしたのか、また、なぜヒトは人間関係をつくると考えたのか、その歴史的な流れが分かる本。発達心理学者である著者の視点から集められた資料と、自身の研究がまとめられている。
    特に、子どもが親しい人と「愛情のネットワーク」をつくる過程を、素人なりにも理解できた。

    個人的には、研究の本筋から少し外れた話題も面白かった。
    例えば、著者が学生時代に「生と死」を考えたくだりでは、私は日本人的な死生観を強く感じた。
    また、「人間関係の研究小史」では、著者の研究が広がっていく過程を知る事ができ、興味深かった。

  • この本は人間関係に焦点を置き、子ども同士、母子関係、自立などといった分野についてとてもわかりやすく詳しく書かれていて、興味深かったので選定しました。
    (教育学部・学校心理課程:匿名希望)

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

聖心女子大学名誉教授

「2022年 『ジェンダ-の発達科学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高橋惠子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×