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- Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130133050
作品紹介・あらすじ
〈わたし〉はどこから来てどこへ行くのか.〈わたし〉とは何なのか.心とは,魂とは,死とは.永遠の問いに,ユングは,ウィルバーは,シュタイナーはどう答えるのか.『エリクソンの人間学』などの著者による,発達研究と輪廻思想をつないだライフサイクルの思想研究.増補新版として新たに刊行.
感想・レビュー・書評
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面白い。井筒俊彦も注目したというケン・ウィルバー、キリスト教信仰と調和しそうだけれども『チベット死者の書』から多大なインスピレーションを得ていたユング、死後の霊的成長を説く「怪しい」シュタイナー(およびクリシュナムルティの神智学系神秘思想)を、ブーバーで盛り上がるホリスティック教育学の地平で読み直してみたいと思った。自分の「怪しい」宗教思想センサーを自覚的に反省することができ、自分の中の古い問いに言葉をもらった気がする。しかし、学問の世界でこの問いを探求していきたいかどうかは、著者あとがきにも著者のかつての「隠れ」が指摘されているように、自分も迷っている。
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