支配の代償: 英帝国の崩壊と帝国意識 (新しい世界史 5)

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130250696

作品紹介・あらすじ

本書は、「帝国意識」のあり方が最も可視的になる戦争期を考察の中心にすえつつ、今世紀の帝国崩壊の過程におけるイギリスの人々の「帝国意識」の内容と力とを、その批判者の姿もあわせて描こうとする試みである。

感想・レビュー・書評

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  • 時代的にはゆきつもどりつする記述が多いので引用元探すのは(レポート作成上)面倒でしたが。
    帝国支配の解体をみたあと、帝国意識のほうの「呪縛」をみるというもの。
    労働党とか社会主義者とか、帝国支配に、どちらかといえば反対だった側への「呪縛」を読み解こうという章が、力が入っていて良いのだろうけど難易度は高かったですか。

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著者プロフィール

成城大学法学部教授、東京大学名誉教授。専門は、国際関係史・イギリス帝国史・国際関係論。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。
主な著書に『帝国のたそがれ ―― 冷戦下のイギリスとアジア』(東京大学出版会、1996年、大平正芳記念賞受賞)、『イギリス帝国と帝国主義 ―― 比較と関係の視座』(有志舎、2008年)、『二〇世紀の歴史』(岩波書店〈岩波新書〉、2014年)など、翻訳に、カール・ポランニー『経済の文明史』(共訳、筑摩書房〈ちくま学芸文庫〉、2003年)など。

「2015年 『破断の時代 ― 20世紀の文化と社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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