政策過程分析入門

著者 : 草野厚

• 東京大学出版会 (1997年4月1日発売)

作品紹介・あらすじ

本書は、政策過程に関する事例研究の意義と有用性を、政治を学び始めた人々に説明し、分析の実践をすすめるものである。

感想・レビュー・書評

[applauseさんの感想 · 2009年10月31日]

道路公団民営化プロセスについて、この手法を適用。
その他、この手法を用いてなされる研究を今までいくつか見てきました。

なんというか、やはりこれはモノの見方についてのひとつのフレームワークの提示であると思う。
知ってると、よりすんなり事象を理解できますよ。という。


これを工学系でやってしまうから批判もあるんですけどね。

[若生幸也さんの感想 · 2008年1月22日]

版が更新されていないのが残念ですが、基本的に政策過程論を軸にしてレポートや論文を書く際にはかなり役立つ本だと思います。学生のレポートを引用したりすることで、どのような手順で政策過程分析を行えばよいかが独習できると思います。オススメ度は高いと思います。