新装版　日本政党史論1　明治維新から自由民権へ

著者 : 升味準之輔

• 東京大学出版会 (2011年12月16日発売)

作品紹介・あらすじ

明治政府は，廃藩置県などの〈集権化〉政策の成功によって，近代史の端緒を開いた．しかし近代の歩みは易々たるものではなかった．諸士族反乱そして西南戦争の洗礼を受けた維新政権が次に対決を余儀なくされたのは，自由民権運動であった．【初版1965年】

感想・レビュー・書評

[麸菓子さんの感想 · 2013年3月3日]

研究書なんだけど、読み物としても本当に面白い、と聞いて、日本近代史が好きだったので読んでみたんだけど、本当に今までの読書体験でこの本読んでる時が一番楽しかった。大学3年生の何にもやってない夏休み、死ぬほど時間があったのでこの本を少しずつ、色んな関連書籍も一緒に借りて、確認しながら、大学図書館の地下で延々読んでたんだけど、毎週楽しみなドラマを追いかけるみたいにワクワクドキドキした。伊東巳代治が昼ドラのときの小沢真珠で再生される