歓待と戦争の教育学: 国民教育と世界市民の形成

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130513425

作品紹介・あらすじ

近代教育が,国民国家のために斃れた死者に見詰められた成立をしていたとすれば,そうでない教育はどのように構想しうるのだろうか.「純粋贈与の教育学」をさらに展開し,他者・生命への配慮による,来たるべき教育学を素描する.

感想・レビュー・書評

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  • 有用性へと回収されていく世の中を批判し、純粋贈与、蕩尽、体験、遊び、歓待といったものについて説明してくれている。
    溶解体験の話一番好き。

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著者プロフィール

1954年神戸生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程中退。香川大学教育学部助教授をへて、1992年より京都大学教育学部助教授。2002年より京都大学大学院教育学研究科教授(臨床教育学講座)。博士(教育学)。専門は、教育人間学、臨床教育学。著書に『子どもという思想』『ソクラテスのダブル・バインド』『自己変容という物語』『動物絵本をめぐる冒険』『意味が躍動する生とは何か』『贈与と交換の教育学』『幼児理解の現象学』『大人が子どもにおくりとどける40の物語』などがある。

「2015年 『講座スピリチュアル学 第5巻 スピリチュアリティと教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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