忍者学大全

制作 : 山田 雄司 
  • 東京大学出版会
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本棚登録 : 83
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (560ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130533034

作品紹介・あらすじ

軍略・暗号、また当時の最先端の科学までを操って歴史に見え隠れし、漫画・小説・映画などの題材としても使われる「忍者 Ninja」は、国内ばかりではなく、海外からも注目されている。各分野の第一人者たちが、その実像から虚像までを網羅した忍者研究の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 帯文(忍者のすべてがここにある)に偽り無しの好著。歴史から始まり、漫画、飯、武具、現代の忍者(奇術)、芭蕉忍者説など忍者カルチャーの全てを網羅しています。忍者学の嚆矢ながら決定版ともいえる懐の深い一冊。忍者やその周縁に興味がある方におすすめです。用語集も必見。

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/570956

  • 【図書館の電子書籍はこちらから→】  https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000145491

  • 図書館で借りた。
    東京大学出版会から忍者学大全が出ると聞き、そりゃあ興味持つだろと思い、借りてみた。
    大全と言うだけあって、分厚い大型本だ。目次をパッと見ても守備範囲が広く、誰とてどこかの章は目が留まるのではないか。忍者文学や忍者マンガはもちろん、実際の忍者の歴史だったり、果ては忍者食なるものまで、深く語り尽くされている。

    私が気になったのは近現代の忍者の実態だ。時代劇ドラマではよく見る忍者だが、幕末以降急に姿が見えなくなる。実際はどうだったのか。藤田西湖という実在の人物から陸軍中野学校という存在で、現代で日本から忍者が失われる経緯を知ることができた。今スパイという職種が国として存在しない背景になっていると理解する。
    「おもしろそうー」で借りた本から、意外な現代日本の側面を学ぶことができた。大満足。

  • ふむ

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