総観気象学入門

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130607322

作品紹介・あらすじ

総観気象学は,地上天気図で見る温帯低気圧や移動性高気圧,前線,高層天気図でみる気圧の谷や尾根など,数千キロメートル規模,数日単位の気象を扱う気象学の中心分野の一つであり,天気予報を支える科学である.本書は,日々の天気を変化させる素過程を,観測データに基づき,より深くより統一的に記述する.『一般気象学』(小倉義光著)の続編として推奨される次のステップの本.

感想・レビュー・書評

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  • [鹿大図書館・冊子体所蔵はコチラ]
    https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA48330358

  • 一応『一般気象学』の続きで、中緯度・大規模の気象現象を定量的に扱う。
    1章が微積分の復習から始まることもあり、5年くらい積読していたが、流体力学まで少し修行したので読んでみる。
    計算過程は丁寧に記載されているが、5章くらいになるとしんどい。6章以降は文章中心になるが、それはそれで難しい。どのモデルで何が支配的になるかといったことは、計算を辿っていかないと良く分からない。
    台風と温帯低気圧の違いなど『一般気象学』で読んだはずだが、すっかり忘れていた。

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  • 3360円購入2011-02-09

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著者プロフィール

小倉 義光
小倉義光:イリノイ大学名誉教授

「2015年 『日本の天気 その多様性とメカニズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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