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- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130611183
作品紹介・あらすじ
全国の町づくりの現場での多年にわたる実践知と、そこから紡ぎだされる理論と方法。新しい「まち育て」の提唱。
感想・レビュー・書評
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とても参考になった。ユーモアも大事!
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昨年、大田文化の森で行われたまちづくりフェスタの基調講演を聞いた延藤さんの著書。
まるで講談を聞いているような講演だったが、本書もそのようなやわらかい文章で、
かつ、まちづくりに関するさまざまなキーワードを的確に説明している。
まちづくりのキーワードを著者は以下のように説明している。
1.まち育て(P12)
まちは、ヒトが安心して生きられる環境を育むところ。
まちは、虫も鳥も緑も風も土も、全ての生命を育むところ。
まちは、人生をいいものと思えるようなすこやかな生き方を育むところ。
人間と人工と自然のやわらかな関係をはぐくみ、そのことにかかわるヒトの意識の育みの過程を「まち育て」とよぼう。
「はぐくむ」とは「発展を願って大切にすること」、「そだてる」は自発のココロと慈しみのココロをはらむ。
「対象」としての環境をつくり直す「まちづくり」を越えて、人間も環境も時とともにお互いに育みあう「関係」
としての「まち育て」を提起する。
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