大気化学入門

  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130627092

作品紹介・あらすじ

大気化学は化学,地球科学,環境科学などが融合した学際性の高い分野であり,オゾン層破壊,地球温暖化,酸性雨など我々が直面している環境問題にも密接に関係している.この複雑な大気化学の基本法則と最新の知見を,物理と化学の基礎だけを用いてわかりやすく解説する.

感想・レビュー・書評

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  • 温暖化とかの理論的背景について、啓蒙書ではなく大学専門1年目の教科書。数式も出てくるがその分明快だ。本文で理論を説明し、具体的な結果は練習問題に預けているので、練習問題を解きながら読み進めないと理解が半減するが、訳者による詳解がサイトにあるので助かる。
    http://www-sys.eps.s.u-tokyo.ac.jp/~kondo/
    温暖化については、温暖化ガスの働きまでは理解できたが、結局のところの温暖化については、まだよくわかっていないようだ。オゾン層、オゾンホールとその背景となっている化学反応についてもわかりやすい。都市の大気公害についてもわかりやすいが、科学的なものが主で、PM2.5については、まだ十分に記述されていない。化学反応を伴わなければ単純なのだろう。

  • 私達、大気をまなぶものの絶対的な教科書です。
    実際大気のいろははこれでわかります。

  • My Bible.

  • 展示期間終了後の配架場所は、開架図書(3階) 請求記号:451.3//J12

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