大学数学の入門5 幾何学II ホモロジー入門

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  • 東京大学出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784130629553

作品紹介・あらすじ

図形を分類し,その多様性を知るための手法であり,現代の幾何学を学ぶうえでかかせないホモロジー理論.本書はその基礎からていねいに解説する教科書である.図版も豊富に掲載し,読者の理解を助ける.また,詳細な解答の付いた例題・問題も多数.

感想・レビュー・書評

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  • じっくり取り組むとホモロジーの醍醐味が味わえる。問題の解説も詳しい。

    誤植が少しだけある。
    第4章でcoker余核なる概念が前触れなく出てくる。
    圏論の概念も説明なく使われている。

    幾何学の教科書もこれで何冊目かなので、広がりと深まりが出てきて、大変だけど楽しい。

  • 集合と位相の知識を仮定したホモトピーとホモロジーの入門書。ホモロジーは公理的に定義し、その後で胞体や単体を導入している。完全系列や普遍係数定理といった基本的な道具がきちんと証明されており、具体的な計算例も豊富。最後の章でバンドルのトポロジーへの応用を取り扱っている。(TY)

  • 請求記号 415.7/Ts 15

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著者プロフィール

武蔵野大学工学部数理工学科特任教授/東京大学名誉教授

「2021年 『数理は世界を創造できるか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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