科学技術社会論の挑戦1 科学技術社会論とは何か (科学技術社会論の挑戦 1)
- 東京大学出版会 (2020年4月20日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784130643115
作品紹介・あらすじ
科学技術社会論とは何だろうか.原発事故,気候工学,ゲノム編集など,最先端科学技術と社会との接点に発生する課題を扱い,日ごろあたりまえと思っている事柄の見え方を変えてしまう力をもつ.イノベーション論や科学技術政策との関係もふくめて問い直す.
感想・レビュー・書評
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科学技術社会論(STS)の総決算的な本の全3巻中の1巻。
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藤垣裕子編『科学技術社会論の挑戦1 科学技術社会論とは何か』(2020)読了。科学技術社会論(STS)の教科書的新三部作の1作目。STSはもっと読まれるべき。
学生の頃に教科書として読んだ『科学技術社会論の技法』(2005)をアップデートした感じか。本巻では毎度おなじみ的内容に加えてイノベーション論との関わりや東アジアSTSの章が新鮮だった。
学生の時分にド文系ながらいたく興味をひかれたSTS、その後材料メーカー務めの10年で社会構成主義とか作動中の科学といった概念への理解というか納得感が深まった。仕事はそこそこに社会人修士やりたいと思った次第。
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