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- Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140016107
作品紹介・あらすじ
文明とは精神と物質をつなぐ装置であり、建築とは具現化された文明の表徴である。なぜ日本は、かつて巨大古墳を造営した"石の文化"を廃し、以降、明治にいたるまで、いかなる建築も木造でしか建ててこなかったのか。文明の象徴としての建築の初源を古代日本に遡り、"記紀"・"万葉"にしるされた古代歌謡の精細な分析から、"木の文明"が成立する過程を解明し、現代にいたるまで我々の生活世界を規定し、性格づけている日本文明の論理を考察する。
感想・レビュー・書評
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古墳の時代と木の文明との断絶という考え方が興味深かった。諸説はあるだろうし、謎は謎のままだと思うけれど謎解きの試みは面白い。
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分類=自然・文明(日本)。90年11月。
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