天皇のページェント 近代日本の歴史民族誌から (NHKブックス 719)
- 日本放送出版協会 (1994年11月1日発売)
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感想 : 6件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784140017197
みんなの感想まとめ
日本の歴史における天皇の役割や象徴性を深く掘り下げた作品で、特に明治政府が公式行事を通じて新たな国家を築こうとした過程が描かれています。華麗なページェントや国家的イベントを通じて、天皇がどのように「身...
感想・レビュー・書評
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小田博志のテキストの読むべき本である。しかし、フィールドワークの特徴がよくわからない。フジタニが外国人の目から見た天皇の説明のような気がする。これはオーストラリアの作家のプリンセスマサコと同じスタイルである。翻訳だから仕方がないのか、このどれを学生が参考にしてフィールドワークができるのかがすぐにはわかりづらい。
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20世紀最後の四半期の歴史学的潮流を示す著作のひとつ。フーコーなどの古典とともにP・ノラ、P・ブルデュー、A・ギデンズなどの社会学も援用して、ポスト構造主義的視点から日本の近代・現代を分析する書。
読んでみたところでは、本書の題材である明治維新以後の天皇をめぐる国家的イベントの表象に関し、分析の例証が貧弱である印象をうけた。それは紙幅の都合というのが理由として大きいのかも知れないとは思うものの、やはり題材が題材だけ(分析は抽象的にならざるを得ず、写真・映像の例示が少なければますますそうなる)に残念な感じ。
また「国民」から天皇への眼差し/天皇から「国民」への眼差しの分析の箇所では、フーコーの君主的な権力と規律・訓練の権力の議論を適用しようと試みているが、このフーコーの提示した図式を軸にして日本と西欧の君主権力や国家権力のあり方の比較を試みたりするわけではないため、何とも実のない感じがした。
