- Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140053232
感想・レビュー・書評
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山田智彦著。
この歳になって、住まいのある地域を舞台にした歴史小説に興味を持って読むようになったのは、どういう訳だろう?
住み始めた20代には、島崎藤村でさえ、面白くもなくて途中で飽きてしまったのに。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
義賢が主人公のよう。義平がかっこわるいです。
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上巻はおもしろかった。
下巻も途中までおもしろかった。
木曽義仲のヒーロー像が「うっそだぁ(笑)」ってくらい清清しくて
慣れてしまえば気持ちがいいくらいww
でも、それに慣れちゃうと後半のダメダメっぷりにガッカリします。
そこを引き立たせるワケではなく、最期をかっこよく締めようとして、締めきれなかった感じ? -
期待していただけに、ショックが・・・
上巻は、お父さんの義賢ばっかり。それで、下巻はあっというまに九年も過ぎてたりして、あっけなかった感が残りました。
最期も、ほんとうにあっさりすぎて・・・残念。
それよりなにより、巴御前がかわいそうでした。最期に抱きたかったのが伊子ってどうなんだ
「そなたこそまさに義仲の妻ぞ」の台詞が、せめてもの慰めです -
義仲が主人公というのはちょっと気が引けるくらい、オリジナルキャラを中心に話が進んでいる感がある小説。上巻は特に、「駒王丸の身辺の人たちの話」って感じです。