木曽義仲 上

著者 : 山田智彦

• NHK出版 (1999年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[hiro_2さんの感想 · 2015年1月20日]

山田智彦著。
この歳になって、住まいのある地域を舞台にした歴史小説に興味を持って読むようになったのは、どういう訳だろう？
住み始めた20代には、島崎藤村でさえ、面白くもなくて途中で飽きてしまったのに。

[hitoshinakamuraさんの感想 · 2011年3月26日]

上巻では源太義平に父源の義賢が殺され、信濃の中原兼遠のもとに母小枝とともに隠れ住む様子が語られる．まだ義仲ではなく駒王丸だ．そんなわけで義仲の活躍は出てこないが、平家や宮中の様子、保元平治の乱の経過などがよくわかる．

[かほりさんの感想 · 2010年12月13日]

義賢が主人公のよう。義平がかっこわるいです。

[神道りのさんの感想 · 2010年7月17日]

上巻はおもしろかった。
下巻も途中までおもしろかった。

木曽義仲のﾋｰﾛｰ像が「うっそだぁ(笑)」ってくらい清清しくて
慣れてしまえば気持ちがいいくらいｗｗ
でも、それに慣れちゃうと後半のﾀﾞﾒﾀﾞﾒっぷりにガッカリします。
そこを引き立たせるワケではなく、最期をかっこよく締めようとして、締めきれなかった感じ？

[ぽよさんの感想 · 2008年12月2日]

期待していただけに、ショックが･･･

上巻は、お父さんの義賢ばっかり。それで、下巻はあっというまに九年も過ぎてたりして、あっけなかった感が残りました。
最期も、ほんとうにあっさりすぎて･･･残念。
それよりなにより、巴御前がかわいそうでした。最期に抱きたかったのが伊子ってどうなんだ　

「そなたこそまさに義仲の妻ぞ」の台詞が、せめてもの慰めです

[管理人さんの感想 · 2006年6月12日]

義仲が主人公というのはちょっと気が引けるくらい、オリジナルキャラを中心に話が進んでいる感がある小説。上巻は特に、「駒王丸の身辺の人たちの話」って感じです。