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- Amazon.co.jp ・本 (403ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140087930
作品紹介・あらすじ
半導体王国・日本は、いかにして生まれ築きあげられたのだろうか。本書は、半導体文明の発達を担った人たち-。いわば「石に憑かれた男たち」を日米に追って半導体産業の歴史的全貌を描いた迫真のドキュメンタリーである。
感想・レビュー・書評
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ICからCMOSFETへ。原動力になった電卓戦争について。当事者のインタビューが活き活きと綴られる。技術者斯くあるべし。
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4140087935 403p 1992・4・10 4刷
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日本が半導体産業で世界の頂点にあった頃の書籍。今となっては古文書とも言えそうだが、日本の電子産業が世界の頂点に上り詰めるまでの貴重なエピソードが、随所に描かれている良書。集積回路の始まりと、日本での電卓戦争の話。電卓がIC化、LSI化によって驚異的な速度で、小型化、低価格化、省電力化が進んだことが分かる。この時代、集積回路の設計技術はアメリカが圧倒的に優れていたが、民生機器への展開というアプリケーションでは、日本の方が先見の明があったと言える。シャープの佐々木正氏とノースアメリカンロックウェル社のエピソードが興味深い。
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