- Amazon.co.jp ・本 (70ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140812068
感想・レビュー・書評
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円空と木喰を紹介している。初心者向けで分かりやすい。
2019/4/10詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
円空と、木喰。活躍した世紀は、17,18とずれるが素朴な魅力を称えた仏像が特徴の聖。
円空が白山系の神社に奉納している。
木喰に関する本は円空に比べるとやや少ない印象なので、こういう読みやすい写真がたくさんある本は眺めていて楽しい。
木喰が見られるところ
<a href="http://www.niigata-kankou.or.jp/ojiya/kanko/institution/2928.html" target="_blank">小栗山木喰観音堂</a>
<a href="http://www.city.nantan.kyoto.jp/www/event/104/001/003/index_1907.html" target="_blank">清源寺</a> -
仏像をソリや浮き輪に使ったなんて、驚きました。
円空の、親しみやすい荒々しさや、生成りを活かした躍動感に心を奪われました。
木喰の微笑む仏も素敵。夜に仏間で寝るのは怖いけど、木喰仏が置いてあったら安心して眠れそうです。 -
木の癖を殺さずに彫る木彫りの仏像。それが味になる。
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美術館で購入し、折に触れて開いている。
2人の僧たちのそれぞれの像の特徴がよくわかり、入門者に親切だ。
漱石の『夢十夜』に出てくる木彫師たちを思わせる。 -
全国を行脚し、数多くの仏像を残した円空と木喰。素朴さの中に優美な表情を湛えた木像が、いまに生きる私たちを癒す理由とは……。