- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140814369
作品紹介・あらすじ
カナダの環境破壊に待ったをかけた生物学者が、地球を継ぐ私たちに贈る最後の講義。テーマは、「いのちのつながり」について。あらゆる生きものたちは、ただ一枚の「生命の網」を編んでいる。私たち人間も、その網目のひとつにすぎない。いま、地球を包むその網が、人間の豊かな生活のために、引き裂かれつつある。だが、だれもその穴をふさぐ術を知らない。私たちは、自然のしくみについて恐ろしいほど無知なのだ。最新の科学知識と先住民族の智恵をまじえて語る、「生物多様性」保護のために、私たちが進むべき道とは-。
感想・レビュー・書評
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なかなか味わい深い本である。
知的に興奮するというよりも、じわじわと効いてくるような。
僕も、色々なものを見に出かけなければならない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
468-スズ 300253242
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分かりやすくまとまっているけれど
目新しい情報はなかった。 -
著者のデヴィット・スズキはバンクーバー生まれの日系三世。生物学者で環境運動家で、ブリティッシュ・コロンビア大学の名誉教授である。本書は彼が最終講義と銘打って書いた本で、持続可能な未来のためには、環境破壊が続いている絶望的な現実を直視し、そこから希望へと続く道を模索しようと訴えている。
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わかりやすい「環境系啓発本」。とても分かり易く書かれており、勉強になる。ただ、分かり易過ぎてどこかで聞いたような内容が多く感じる。が、しかし、重要な指摘が多い本であると思う。