NHK「100分de名著」ブックス 良寛詩歌集―「どん底目線」で生きる

著者 : 中野東禅

• NHK出版 (2017年4月21日発売)

感想・レビュー・書評

[9678さんの感想 · 2022年10月20日]

良寛さんの辞世の歌、形見とて何残すらむ春は花、夏ほととぎす秋はもみじ葉、は心に沁みます！安らかに逝きたいものです

[ビビビガ光線さんの感想 · 2019年5月17日]

番組を観て面白かったので読んだ本。良寛さんのエピソードに共感できるところがあった。この本を読んで良寛さんのことを知れて良かった。この本を読んで大森子陽の業績を知った。この本を読んで「清貧」という生き方が印象に残った。

[蝸牛文庫さんの感想 · 2017年7月18日]

【いちぶん】
形見とて何残すらむ春は花夏ほととぎす秋はもみぢ葉

[bookfieldさんの感想 · 2017年4月27日]

シンプルライフを貫いた僧侶の俳句。
頑張らない、自然と共に、のような内容。

あまり共感できなかった。
全員がこのような感じでやりきると、それはそれでダメだろうなと。

良かった点は、素直な気持ちがつづられているところ。
老いた人間の本当の気持ちとか。やはり寂しいのかな。

著者プロフィール

1930年静岡県生まれ。大本山永平寺安居。駒澤大学仏教学部禅学科卒業、曹洞宗
教化研修所研修生・研修員。駒澤大学大学院修士課程修了。曹洞宗教化研修所講
師、主事、駒澤大学非常勤講師、可睡専門僧堂後堂、京都・竜宝寺住職。
著書に『観音経』（講談社）、『心が大きくなる坐禅のすすめ』（三笠書房）、
『良寛 日本人のこころの言葉』（創元社）、『どこでも坐禅 心を落ち着ける』
（洋泉社）など多数。

「2016年 『道元百話』 で使われていた紹介文から引用しています。」