- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784140817278
感想・レビュー・書評
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NHK「やまと尼寺精進日記」を書籍化。
奈良の山奥にある尼寺の四季折々の移ろい、生活を綴る。
番組でのカラー画像写真多数。レシピ有り。
自然に寄り添った尼寺の生活は、季節の恵みにも敏感で、
その移ろいに喜び、食材を得て、味わうという暮らしです。
38歳で廃寺寸前の荒れ放題の寺に住み始め、修復した住職さん。
それを支えた近隣の住民たち。副住職さん。お手伝いのまっちゃん。
それぞれの苦労や努力は計り知れないものがあるだろうけど、
写真の笑顔にはそれらを感じさせない、今の日々の喜びがあります。
四季の移ろいを感じ、恵みを得て、調理し、味わうという、
喜びと愉しさを教えてくれる。それは心の癒しにもなります。
また、散りばめられた、まっちゃんのイラストが実に良い(^^♪
三人の笑顔と料理に会いに行きたいなぁ。
お寺への山道は大変そうだけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
NHK BSの番組が大好きで
図書館でシリーズ3冊まとめ借り。
あたたか。ほのぼの。
お手伝いのまっちゃんのイラストがかわいい。 -
ずーっとこの番組を観ていました。
こういう生活いいなぁ。
苦労もあると思いますが。
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自然や調理・生活工夫の内容なのに
図書分類では宗教なのね
図書館では利用者に見つけやすいよう
独自の工夫してもいいんじゃないかな
さて、感想です↓
めっちゃ面白い!文字が大きめで気になるけど
細かいのが苦手な人にも楽しめるから良いですよね
イラストも良くって楽しさが伝わってきます
放送も拝見した事があります自然がいいですよね
この本で親しみが湧いたので今後が楽しみです
続編本ではコロナで寂しそうですが
読んでみようかな -
期待していた内容とは違ったが、俗世と離れた本の中に描かれていた生活には、心底憧れるところがある。
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昨年偶然テレビで再放送を見かけて心に残っていた番組です。
テレビではその1話しか見ていませんがその時に感じた雰囲気と本の内容が同じで穏やかな心地で読みました。
自然厳しい奈良の山中にある音羽山観音寺で女性三人が身近な食材で料理をしたり保存食を作ったり…日々の暮らしを楽しむ姿が素敵でした。
山菜を採ったり銀杏を拾ったり、四季折々の自然からの贈り物を手間暇をかけていただく姿は美しかったです。 -
番組を視聴し、購入。
移る季節を愛で、地域の人と交流し、食べ物を無駄にしない。このような日常を大切にしているお寺や里の皆さんにホッコリ。元々がテレビ番組なので、やはり映像のほうがより楽しめる。 -
NHKの番組になっている奈良県の尼寺・音羽山観音寺での暮らしを四季を通じて紹介する本。
番組を見ていつも癒されているが、本書では、番組作成に至った経緯や撮影裏話なども紹介されている。
お寺は、車も入れない険しい山道を約40分登ったところ(標高600メートル)にあり、冬は里より5度も気温が低いとのこと。
そんな厳しい自然環境の中で生活するご住職、副住職、お手伝いさんの3人が和気藹々と、四季折々の山菜や木の実、野菜を工夫して余すところなく料理している様子が紹介されている。作られる料理は見た目も美しくとても美味しそうで、ご住職らがいかに食材を丁寧に扱い、調理しているのかが伝わってくる。
何でも手に入る街の生活に比べ、不便で大変なことも多いだろうと推察するが、自然の恵みをいただき、色々考え工夫をしながら四季折々の生活を心から楽しんでいるご様子を見ると、本来、こういった暮らしの方を豊かというのだとつくづく感じた。
本に出てくる方は皆、魅力的なお人柄だが、特にご住職の笑顔が素敵だ。
いつか実際に訪れてみたいと思うお寺です。 -
番組をとても素敵なくらいだなと思いながら見ています。番組の雰囲気がそのまま本になった感じで、読んでるだけで幸せになります。