脱・英語人間 (生活人新書 7)

著者 :
  • NHK出版
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本棚登録 : 39
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140880074

作品紹介・あらすじ

英語に苦悩し、試行錯誤を繰り返す日本人。それがまさに「英語人間」。ユーモアと心情をたっぷりこめて描かれるその姿は、かつての著者自身の姿でもある。そこで「英語人間」を応援し、壁を打ち破ってもらう秘策を紹介。今度こそ挫折しない7つのヒントがここにある。

感想・レビュー・書評

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  • タイトルだけ聞くと別の意味に見えてしまうのは
    私だけなのかしら。

    中身はあるある、と連呼したくなるような
    英語事情でございます。
    結局英会話を学んでも現地に行かなければ
    本当に意味がないです。

    でも相手に胸を貸させるパターンも…というわけ。
    面白いけれども英語は大変。
    それは日本語にも言えること。

    意外な分がきつく感じたりするものです。
    Excuse me とかね。

  •  NHKラジオの英会話番組の講師である著者が解説する、英会話のコツ。著者自身を含めた多くの失敗例から、自然で前向きなコミュニケーションのちょっとしたコツや心構えを紹介する。
     英会話に役立つ表現を覚えたりする前の、さらにその前の、もっと基本的な事柄について解説してある。ついつい日本人(=「英語人間」)がやってしまいがちな失敗を取り上げており、いくつかは読んでいて身に覚えのあることもあるような気がする。具体的な内容としては、店に入って、エレベーターで人と乗り合わせて、人と目が合ってしまって、そんなときに"Hi"と一言言えるかどうか。相手の身体特徴や顔色を気軽に話題にしたりしていないか。会話をするときには「演技」はできているか。ユーモアのセンスは…。といったことが書かれている。よく言われることだけれども、「失敗できる能力」が印象的だった。英会話を勉強する人を応援する一冊。(12/01/24)

  • NHKのラジオ講座でもおなじみの遠山先生の本。この本を買ったのは,高1の頃。
    中3のときから,「英会話入門(当時)」でお世話になった。
    ラジオでもそうだったし,この本でもそうだったが,英語社会でのユーモアや独特な文化などが実例と共に紹介されていて分かりやすく,面白い。
    異文化を理解する1冊,ユーモアを磨く1冊。

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著者プロフィール

COMUNICA, Inc. 代表。東京外国語大学英米語科卒業、テンプル大学大学院修了(英語教授法)。神田外語学院英語科主任、文化放送「百万人の英語」講師、東洋英和女学院大学助教授、東京大学EMP講師、NHKラジオ「英会話入門」「ラジオ英会話」「遠山顕の英会話楽習」講師などを務める。会話ベースのコミュニケーションに主眼を置いた「語学」の「楽習」への道案内役として、英会話のやり取りのコツとおもしろさを伝える。特に、英会話の大きな特徴である、基本単語を組み合わせて複雑な内容を表現する力の養成を視野に入れている。趣味はクロスワード、江戸文化、琵琶、ウォーキング。

「2023年 『音声DL BOOK 遠山顕の いつでも! 英会話入門 2023年 夏号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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