料理で読むミステリー (生活人新書 55)

著者 :
  • NHK出版
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本棚登録 : 60
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140880555

作品紹介・あらすじ

作品に出てくる料理から、事件の背景、主人公の性格やライフスタイルなどを探る異色のミステリーガイド。探偵が厨房で腕をふるう一皿、誘拐犯の一味が子どもにふるまうあたたかい飲み物、ときには料理が事件解決の伏線にも。「食」を通してミステリーの新しい魅力を発見する。実際に作って味わえる想像再現レシピも収載。

感想・レビュー・書評

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  • 美味しそうな料理が出てくる小説を多数紹介している。
    どの本を読むか迷ってしまう。
    【熊本学園大学:P.N.健】

  • 料理から入るミステリの世界の手引書。
    う〜ん。正直微妙だった。
    取り上げている料理が「その作品でそれなの?」って感じで…。
    実際に小説に詳しいレシピの載っている料理をいくつか混ぜてもよかったんじゃないかとも思う。
    同じ料理に対する登場人物たちの食べ方、考え方の違いから性格、捜査、推理法に言及するなんてのを期待してたんだけどな。
    でも登場する料理はみなおいしそうだし、貝谷さんのレシピが付いているのは親切。
    この本にある料理を作って食べながら小説の世界に思いを馳せるそんな楽しみのための1冊。

  • 小食な私には持ってこい!の本だ。
    例えば、カフェに入って、昼食を食べる。だいたい腹八分目ぐらいになると、それ以上食べると必ず夕食が食べられなくなったり、お腹が痛くなったりするので食べるのをやめる。でも、どうしても食べたい!欲求を満たしたい時に、この本を是非読みたい。
    ただ、極度の空腹時は厳禁!食べすぎの原因になります。
    ミステリー小説の簡単な紹介と、登場するお料理達の紹介はベストマッチしすぎて何度読んでも飽きません!
    おまけに、こんなに海外ミステリーが面白いとは・・・
    脱帽です。
    どの料理が一番美味しそうだったかといいますと・・・
    う〜ん。
    ごめんなさい。決められない。
    あ〜良かった。夕飯食べた後にこの文章書けて・・・
    夕飯前だったらぶっ倒れているかも(笑)

  • ミステリー小説に出てくる料理から、事件の背景、主人公の性格やライフスタイルなどを探る異色のミステリーガイド。ミステリーに出てくる料理はどれも毒が盛られてそう・・・そんなイメージを払拭してくれるおいしそうなレシピ付き。料理は食べる事のみにあらず、作る事でも人を癒してくれる力のあるもの。

  • 探偵たちの食事。ゆっくり時間をかけられる時ばかりじゃない。食べる気にならないときもある。バラエティに富んでいます。

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著者プロフィール

料理研究家。和歌山県出身、上智大学文学部卒業。イタリアを中心に国内外を問わず食文化と料理を取材研究。家庭料理の教室開催、メディアでの料理監修、レシピ開発や商品開発、執筆を手がけるほか、イタリア食の旅企画も行っている。『土曜日はイタリアン・キッチン』(宝島社)、『ルッカの幸せな料理から』(主婦の友社)、『幻のヴェネチア魚食堂』(晶文社)、『きょうはイタリアン日和』(PHP研究所)、『ちゃちゃっとイタリアン!』(宝島社)など著書多数。

「2023年 『パルミジャーノをひとふり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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