社会人大学院へ行こう (生活人新書 62)

制作 : 山内 祐平  中原 淳 
  • NHK出版
3.38
  • (1)
  • (3)
  • (9)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 61
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140880623

作品紹介・あらすじ

仕事の経験を活かしながら大学院で学び、人生を切り拓きたい人へ。費用は?時間は?修了後の進路は?本書はそんな悩みを持つ人のための水先案内。入りやすく学びやすくなったと言われる社会人向け大学院の実態を紹介しつつ、仕事や家庭との両立に奮闘する社会人大学院生たちの姿を通して、大学院で学ぶ意味を考える。大学院情報の取得方法など、役立つコラムも満載。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ふむ

  • 社会人大学院への入学に関してだけではなく、自身のキャリアや働く日々、未来を考える上でも通じるものがある。

    大学院へ、課題を抱えていくか、それとも自分探しで夢見ていくか。
    当初想像した魔法の杖は手には入らないが、得られるものは多いのだろう。

    10年前の出版だが、現在にも多くが通じる。
    実際の社会人大学院生7名のインタビューも参考になる。

  • 社会人として大学院へ学んでいる7人の人達を紹介し、大学院への挑戦の喜び、大変さを訴えています。男性は20~40代のキャリアアップを目指す人達、社会科学系統でMBA取得。女性は20~30代のキャリアチェンジを目指す人達で人文科学系統。という特徴は成程と思います。いずれも大学院が研究の場から教育の場(社会人として経験を実践に生かしていく機会)へと転換していっている姿であることには違いありません。彼らの生き方が眩しい存在に思えました。50~60代男性で人文科学系統、趣味に生かすというのがあっても良いのにと思います。

  • あと10年若かったら考えたかな。勉強は一生のことだと思っていますので、こういう方法を取らず続けます。

  • 平成15年の著作であり、ちょっと記事が古いところもあるが、登場する方々のそのときどきの気持ちはよく伝わってくる。
    実力主義・能力主義に日本全体が急速に移行するため、働くために必要な力を付け、学び続けることが求められているのは言うまでもないこと。

    院に行くと、全体を俯瞰できる力がつき、前よりも会社の組織図が小さく感じるようになった人も紹介されている。ほんの少しだが今の私もそういう瞬間がたまに訪れる。

    ・研究計画書を書くにあたり、先行研究のリサーチや、必要な知識については自ら手探りで勉強しなくてはならない。
    ・仕事も研究も、背景を認識し、本人の問題意識と解決する価値のある問題があり、それに対して解決するアプローチの枠組があった、その解決策を導き、結論を出すという流れで進む。
    ・大学院とは、いったん立ち止まって考える場
    ・統計処理等、研究の方法をまず勉強しておく
    ・未来の自分をイメージし物語化し、目標をコントロールする。

全5件中 1 - 5件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×