聖書の英語の物語 (生活人新書 130)

  • NHK出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140881309

感想・レビュー・書評

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  • ・参考図書指定科目:「キリスト教文化Ⅰ・Ⅱ」

    <OPAC>
    https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/MhFRwXAHEOit3LTpNcJzUD-K0Fl/description.html

  • いつか聖書を読んでみたい。
    しかしどこから読めば理解できるだろう…。
    そして当然ながら読むとしたら日本語訳だが、
    1番読まれてるのは英語訳なんだろうな。

    そんなことを思いつつ図書館で見かけた本書に、手を伸ばしなんとなく読み始めた。

    旧約聖書の英文を例にあげて、その聖書の中のフレーズを現代(とは言っても2000年代前半ぐらいまでだが)のメディアが引用した記事を紹介するスタイル。
    著者はレバノン出身の方らしく、時おり自身の経験談も交えながら旧約聖書のわりと有名な15のエピソードを解説するのが新鮮だった。

    英文が多くて、長文になると読み飛ばしてしまったところもあるんだけど、ちゃんと翻訳してくれているので読みやすい。
    ただ、聖書を読むための前哨戦としてはちょっと物足りない感じではあった。
    そうは言っても違う方向ではあるが、どのエピソードについても興味深く読めたので、コレはコレで面白かったな。

    英語の学び直しもしたくなってしまった。

  • レバノンで生まれ育った著者の生き様を読める本。3まで読破。

  • [ 内容 ]
    英語には聖書から生まれて広がった単語や表現が少なくない。
    本書では、旧約聖書のなかの有名な15の物語を紐解きつつ、現在もよく使われている英語表現を、日常会話をはじめ、英字新聞や雑誌、衛星放送のニュース、映画などからひろい出し、わかりやすく解説。
    キリスト教文化を学びながら英語をさらに深く味わうためのカギを提示する。

    [ 目次 ]
    Brother’s keeper(面倒を見る人)
    Noah’s Ark(ノアの箱舟)
    Tower of Babel(バベルの塔)
    Birthright(長子の権利)
    Joseph’s robe(ヨセフの上着)
    Plague(エジプトの災い)
    Exodus(大脱出)
    Part the water(海を分ける)
    Wilderness(荒れ野にて)
    Manna(マナ)〔ほか〕

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • あまり聖書の知らないおれでも、常識的だと思われる聖書の内容と英語の表現が分かりやすく紹介されていて、とても良かった。
     ただ、しばしば出てくるレバノン人著者個人のエピソードや意見、説教(「日本人も思いやりの心を忘れないでいてほしいものです」など)が、「貴婦人のたわごと」って感じで不快

  • 読み易い本です。各国の神話だとかこの手のフィクションがたまらなく好き。

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著者プロフィール

1943年レバノン・ベイルート生まれ。外交官の語学教師やクウェート王室付きの教師などを歴任。1972年に来日し、日本人実業家と結婚。1983年、レバノン文化教育センターを設立、館長となる。1989年、神戸市の「国際文化交流賞」を受賞。また、大阪大学その他多数の大学で言語学と異文化理解などについて教鞭をとる。海外にたびたび渡航し、アメリカでは多くの青少年鑑別所を慰問する。現在では、エッセイストとしても活躍中。著書―『キリスト教文化の常識』『キリスト教英語の常識』『聖書名表現の常識』(以上、講談社現代新書)、『聖書でわかる英語表現』(岩波新書)、『聖書に学ぶ――いつのまにか人づきあいがうまくなる心の習慣』『聖書で読むアメリカ』(以上、PHP研究所)、『キリスト教で見るもうひとつのアメリカ』(日本経済新聞出版社)、『聖書の英語の物語』(NHK出版)、『ちょっとお節介ですが―愛する日本人へひと言』(時事通信社)、『父の心 娘への手紙』(サンパウロ出版)など多数。

「2012年 『英語で読む 罪と悪の聖書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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