「ミッション」は武器になる―あなたの働き方を変える5つのレッスン (NHK出版新書 553)

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  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784140885536

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  • 経営学やマーケティング理論をもとにした「5つのレッスン」を通して、自分の指針となるミッションステートメント(宣言文)を作成する本。

    ミッション(使命)は働き方を考えるときの道しるべとなるもの。ミッションが明確になれば目標が具体的になり、目標に向けた行動も明確になります。本書のレッスンを1つずつ行うことで、自分のミッションを作り上げることが出来ます。

    ミッションを考える際に、自分の名前に使われている漢字の意味を調べてみるのは、面白い試みだと思いました。

  • 「ミッション」という言葉で、モヤモヤをスッキリに変える実践の書です。著者は企業のコンサルタントをしながら大学のビジネススクールでの授業も受け持っているらしく、とにかく熱い。帯(表)に書いてある「言葉にすれば、仕事の悩みは一瞬で消える。」を目指し、帯(裏)で謳う「あなただけの宣言書をつくる」ために、ストレングス・ファインダー(強みの再発見)キャリアデザイン(長期目標を考える)セルフブランディング(価値観を知る)ポジショニング(解決すべき課題を決める)セルフリーダーシップ(動詞を定める)という5つの武器についての詳細篇が本文となります。これ、「読む」より「やる」本だな、と感じました。自分もともかくモヤモヤ後輩に渡すかどうか?ちょっと考えています。そう、「やる」=(動詞を定める)という主張に本書のユニークがあると思いました。

  • <目次>
    はじめに
    序論   なぜミッションなのか?
    第1章  ストレングス・ファインダー~強みを再発見する
    第2章  キャリアデザイン~長期目標を考える
    第3章  セルフブランディング~価値観を知る
    第4章  ポジショニング~自分が解決すべき課題を決める
    第5章  セルフリーダーシップ~ミッションの動詞を定める
    結論   「ミッション」は武器になる

    <内容>
    「ミッション」とは、存在意義・自分が生まれてきた意味・生きる目的、とのこと。それを見つけ出すために、5つの課題をクリアしていくのが、この本の趣旨。アメリカのギャロップ社で受けてきた研修を基に、自らのいる立教大学ビジネススクールで実践していることを本にしたものだ。基本的には社会人を対象にしているが、考え方は高校のキャリア教育でも使えると思う。

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著者プロフィール

立教大学ビジネススクール教授、戦略コンサルタント。Ridgelinez戦略アドバイザー。専門は企業・産業・技術・金融・経済等の戦略分析。日米欧の金融機関にも長年勤務。主な著作に『GAFA×BATH』(日経BP 日本経済新聞出版)、『2025年のデジタル資本主義』(NHK出版)など。テレビ東京WBSコメンテーター。日経新聞電子版Think!エキスパート。

「2023年 『HUMAN ∞ TRANSFORMATION』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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