NHK CD BOOK Enjoy Simple English Readers Walking the Tokaido (語学シリーズ)

制作 : NHK 

• NHK出版 (2016年6月14日発売)

感想・レビュー・書評

[コッペさんの感想 · 2024年4月10日]

推定語数9000
推定yl2.0

[sarunobananaさんの感想 · 2018年7月7日]

つばさ（日本人）とエマ（アメリカ人）が、東海道五十三次（東京→京都）を訪ね歩く物語です。

とにかく、エマが勝手すぎて、読んでいて歯痒くなりました。「これだからアメリカ人は！」と本に向かって何度もツッコミを入れました。
でも、宿場町の名所旧跡を訪ねたり、名産品を味わったりと、本当に二人は楽しそう。
二人の関係はただの友達ということですが、浜松宿あたりから……。京都に到着した二人がどうなったか気になる人は、ぜひ読んでみてください。

難易度は、英検４～３級くらいです。中学英語が分かる人なら問題なく楽しめると思います。

[Chocolatteさんの感想 · 2017年4月29日]

エマ（アメリカ人）と翼（日本人）が、旧東海道五十三次を日本橋から三条大橋まで踏破するというストーリー。歌川広重の浮世絵『東海道五十三次』で描かれた光景を探したり、名所旧跡を紹介したりしながら展開していく。
中学生で習う程度のやさしい英語で書かれており、また紙幅の関係で内容は平易であるものの、東海道を歩いている気分にさせてくれるうえ、意外と知らない名所・旧跡に触れることができる。例えば、以下はこの本を読んで初めて知った名所・旧跡である。

戸塚宿の遊行寺、吉原宿の左富士、蒲原宿の旧五十嵐歯科医院、由比宿の東海道広重美術館、桜えび、丸子宿の丁子屋（とろろ汁）、請願時、島田宿の蓬莱橋、金谷宿の金谷坂、小夜の中山峠、掛川宿の清水銀行掛川支店、葛、袋井宿のたまごふわふわ、見付宿の矢奈比賣神社、舞阪宿のたきや猟、吉田宿のハリストス正教会、赤坂宿の大橋屋（旅館）、池鯉鮒宿の松並木、四日市宿の笹井屋（長餅）

東海道五十三次を踏破したいとは常々思っているが、この本は、そのような思いを持った方であれば、少しの英語力で意外と楽しめる内容である。