アインシュタイン『相対性理論』 2012年11月 (100分 de 名著)

制作 : 佐藤 勝彦 
  • NHK出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784142230204

感想・レビュー・書評

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  • 特殊相対性理論は、永年の謎だった光の正体を解き明かすための「時間と空間」の性質の解明だった。そもそも時間と空間は「絶対」じゃなかった。その事に気付いたアインシュタインの慧眼に改めて感服。

  • ここまでわかりやすく相対性理論を噛み砕いて教えてくれる本は初めてです。さすが、佐藤勝彦さん。「相対性理論から100年でわかったこと」も素晴らしかったけど、こちらはより一般大衆向けで、数式はほとんど使わずに、思考実験(頭の中での実験)を中心に、理論の概要を教えてくれます。アインシュタインの人生の紹介に著者の彼に対する尊敬の念が感じられるのもまたいいですね。

  • 聞いたことはあるけど,どういうことかわからなかった相対性理論.とにもかくにも絶対的ではなく相対的なのだ.科学なのに相対的だから面白い.そういう見方があったんだ,と一つのひねりを加えてくれる.うん,中身はなかなか難しかったな.

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  • 番組も見ていないので何とも言えないが、文系人間にはやはり難解であった。
    ある種禅問答でもあるような・・・。
    こういうことを考えたり研究したりしている人がいて、それを支える人間の脳にただただ驚愕。

  • (2013.09.15読了)(2013.05.18購入)
    何年か前に岩波文庫の「相対性理論」を読みました。分かる分からないにかかわらず、歴史的に重要な本に目を通しておきたかったので。
    このテキストは、地元の本屋では手に入りませんでした。本屋さんがこのような本の読者はいないと判断して仕入れなかったようです。やむを得ず、amazonで購入しました。
    相対性理論は、以下のようにまとめられます。(カラー扉より)
    相対性理論は「時間と空間の考え方を根本的に変えた理論」である。
    「動いているものは、長さが縮む」
    「動いているものは、重くなる」
    「動くものは、止まっているものより時間の進み方が遅くなる」
    「重力の強いところでは、光は曲がる」

    アインシュタインの「相対性理論」を読むよりこの本を読む方が、分かった気にさせてくれます。じゃあ説明してくれと言われてもできないところが残念なところですが。

    【目次】
    【はじめに】誰にでもわかる「相対性理論」の世界へ
    第1回 光の謎を解き明かせ!
    第2回 時間と空間は縮む
    第3回 驚きのエネルギー革命
    第4回 ゆがんだ宇宙 重力の正体とは

    ●太陽光(18頁)
    ニュートンは、太陽光をプリズムに通す実験を行うなかで、光は無色透明や白ではなく、赤や紫など屈折率の異なる色の混合体であることを発見しました。
    ●光の速度(18頁)
    デンマークの天文学者オーレ・レーマーが、それまで誰も測ることができなかった光の速さの測定に成功しました。彼は木製の周りを廻っている衛星が木星の影に隠れる「食」の時間に注目し、木星と地球の距離によって食の時間に変化がみられるのは、光に速度が存在するからだと考え、ついには光の速度を「秒速22万キロメートル」と導き出したのです。
    (その後の研究で、秒速約30万キロメートルと判明)

    ☆関連図書(既読)
    「物理学はいかに創られたか 上」アインシュタイン、インフェルト、岩波新書、1939.10.30
    「物理学はいかに創られたか 下」アインシュタイン、インフェルト、岩波新書、1940.01.30
    「相対性理論」アインシュタイン著・内山龍雄訳、岩波文庫、1988.11.16
    「アインシュタインの発想」小野健一著、講談社現代新書、1981.06.20
    「アインシュタインの夢」アラン・ライトマン著・浅倉久志訳、ハヤカワ文庫、2002.04.30
    「アインシュタイン伝」矢野健太郎著、新潮文庫、1997.06.01
    (2013年10月22日・記)
    (内容紹介) amazon
    時間は、それぞれ違っていい
    20世紀における物理学の最大革命の一つである「相対性理論」。しかし、その有名な論文の内容を正確に知る人は少ない。今回のシリーズでは、アインシュタインが得意とした「思考実験」を軸に、高度な数式を使わずして本理論を紹介する。『100分 de 名著』初の理系モノ!

  • 番組を視聴した後に読んだ。もちろん簡単に、ではあるが、理解したつもりになれた。そのまま家人に説明したけどすべての「なんで」を解決できなかったから、わかってない部分も多分にあるとは思うけど、ひとまずの好奇心と興味は満たされた。

  • NHKの「00de名著」シリーズの一つ。
    私は理系の人間なので、何度も相対性理論の本は読んできている。
    しかし正直理解できていない。

    今回は、かなりわかりやすい解説がなされており、解説の絵もわかりやすかった。
    しかしやはり難しい。
    読んでいる最中はなんとく理解できているが、改めて考えてみるとまた悩んでしまう。

    何度も読んで、テレビの放送も見ることで理解を深めて、理系の人間として相対性理論を自分のものにしたい。

  • ありがたい。
    こんなにまとめてくれて、しかもわかりやすい。

    文系の自分は、自分で勉強したらきっとわからなかっただろう。
    けれどもちょっとわかった。
    アインシュタインの世界が垣間見えた。

    物理学はやはりこの世界を紐解く鍵なのだなあ。

    これを書いている佐藤勝彦さんはものっそい頭いいのだと思う。
    理系の人の頭の中身こそ宇宙だと思う。

  • 分かりやすかった。
    佐藤先生は分かりやすいね。

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